結婚式におよばれした際に持参するのが、ご祝儀です。ご祝儀には、ご祝儀袋の表書きや中袋の書き方、ふくさの包み方、受付での渡し方など基本マナーがたくさん!ご祝儀袋に関する基本マナーとご祝儀に包む金額の相場などをまとめました**
ご祝儀袋の基本マナー
・結婚式のご祝儀袋の水引きは結び切りがマナーです
結び切りには「一度結んだらほどけない」という意味が込められています。
・ ご祝儀袋に入れるご祝儀の金額とご祝儀袋の格がつりあうようにしましょう
入れる金額が少ないのに豪華なご祝儀袋にするのはマナー違反です。
・包むお札は「新札」を!
ご祝儀の場合は、必ず新札を包みましょう。結婚式の場合は、事前にスケジュールが決まっていますので、あらかじめ新札を用意しておくのがスマートです。
・ ボールペンはNG!筆記用具は毛筆や筆ペンを使用しましょう
基本マナーとして、ご祝儀袋に文字を記載する場合は毛筆や筆ペンを使用、筆文字で記載しましょう。文字の色は濃い黒を!薄墨はお祝い事には不適切です。
表書きの書き方
市販のご祝儀袋の場合、のしや水引きがついている袋を上包みと呼び、この上包みに記載することを表書きと言います。水引の下に敷く、短冊にはあらかじめ「御祝」や「寿」などの名目が印刷されているものあります、印刷されていないご祝儀袋の場合はご自身で記載しましょう!記載する場合は、縁起がよくないので4文字は避けること!
・ 名前の書き方
水引の結び目の下には名前を記載します。はっきりとフルネームで記載しましょう。ご夫婦連名の場合は、夫の名前をフルネームで書き、横に妻の名前を添えます。友人や職場の人で連名の場合は、フルネームを並べて書きましょう。この場合、右から順に目上の人の名前を書き、左へ順に連名しましょう。連名の場合は3名まで、それ以上の場合は代表者の名前を中央に書き、左側に「外一同」と添え、別紙にそれぞれの名前を書き中袋に入れましょう!
中袋の書き方
上包みの中には中袋が必要です。中袋にはご祝儀を入れましょう*中袋の表面にはご祝儀の金額を旧漢字で記載し、裏面には住所と氏名を書きます。ちなみに、中袋の場合も毛筆で記載するのがマナーですよ!
ご祝儀袋に入れるお札の向きや包み方
・ お札の向きは中袋の表絵とお札の表を合わせていれる!
お札の肖像画の方が表絵です、中袋の金額を記載している表側と肖像画とを合わせていれましょう。
・ ご祝儀袋の上包みは袋の上の折り返しに下を重ねる!
結婚式などのお祝い事の場合は、上向きに折り返されている方を表と、水引を重ねましょう。逆は不幸事に使用する形式なので、間違わないよう十分気をつけたいですね!
ふくさの包み方
ご祝儀袋はふくさに包むのがマナーです◎
結婚式などのお祝い事の場合は、暖色系の明るい色のふくさを使用しましょう。ふくさに入れて持ち運ぶことで、水引が崩れたり、袋がシワになったりすることを防ぐことができます。
また包み方は、ふくさを広げて、左側にご祝儀袋を置きます。左・上・下・右の順に中央に向かって追って行きましょう。式場についたら、受付でふくさからご祝儀袋を取り出し、相手側に正しく読める向きに整え手渡ししましょう。この時に、御祝の言葉を一言添えるとスマートですよ♩
ご祝儀の金額相場
結婚式のご祝儀の場合は、基本的に割り切れない数字である「奇数」を用いるのがマナーとされています。
相場としては、
友人・会社の同僚などの場合:3万円
兄弟などの親族の場合:5万円
が平均的な相場とされています。
ご祝儀の相場感は、贈る相手との関係性や会場、地域などでも変わってきますので、一緒に参加する友人などと相談しておくと安心です◎
まとめ
ご祝儀袋や書き方、ふくさのマナーなど、知っておきたい情報は沢山あります。基本的なマナーにそって、心のこもったご祝儀を送れるとステキですよね♡♡
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