縁起物って?
その名の通り【縁起が良い】とされる物のことです。結婚式に来てくれた大切なゲストへ良いことがありますように…♡という願いを込めて縁起物を贈ります*日本人らしい心遣いですよね!!
結婚式の引き出物には縁起物が絶対に必要な物というわけではありません。でも縁起物がないとゲストからはケチったと思われてしまうことも。。。そんなことがないように縁起物を入れない場合はメインの引き出物や引菓子のグレードを上げるなど工夫をして準備をしてみましょう☆*
縁起物は何が良い?
定番かつ代表的な縁起物をご紹介させていただきます**カタログなどでも見たことがある花嫁さんもいますよね。
■*かつお節**
切り口が松の木の年輪に似ていることから【松魚節】という別名があります。かつお節は鰹の身を真ん中で切り分けて作られ、切り分けた身の背中側を【雄節(おぶし)】、お腹側を【雌節(めぶし)】といいます。この二つがピッタリと合う姿から夫婦円満の象徴とされるようになりました。またかつお節は【鰹夫婦節】と字をあてることもでき、これから夫婦となるおふたりを祝うにふさわしい縁起物です♡♡
■*梅干し**
【梅干一粒医者いらず】という言葉もあるほど古くから健康の源とされています。また、梅の花はどの花よりも早く春を告げる花なので、そのたくましい生命力にあやかって長寿祈願の縁起物とされているんですよ**「シワができるまで夫婦が共に歩んでいけるように」との意味もあります◎
■*昆布**
もともとは【広布(ひろめ)】と呼ばれていて、お披露目という言葉の由来にもなっています。そのことから縁起の良い席では昆布を贈る文化が大切にされてきました。【こんぶ】という読み方と【よろこぶ】をかけて、お祝い事に欠かせない物になっているんですよ◎
■*うどん**
うどんは他の麺と比べて長くて太いことから古くより長寿を祈る縁起物として食べられてきました。また結婚式では、夫婦の絆を長く太いものに♡という願いを込めて贈られるように…**
■*赤飯**
古くから赤色には福をもたらす力があると考えられていて、赤いお米を神様にお供えをして邪気を払う厄除けの意味がありました。そこから赤い色のご飯=赤飯が開運に、そして縁起が良い食べ物として広まるようになったそうですよ◎
■*紅茶**
紅茶も赤飯と同じく赤色が幸運を呼び込むラッキーカラーとされ、縁起物として選ばれる人気のアイテムです。紅茶を【幸茶】とも表記して、幸せのおすそ分けという思いが込められているんです◎
かつお節などの縁起物は値段も手頃なので選ばれることも多いですが、実際のところ一人暮らしの男性がかつお節や昆布をもらってもなかなか使ってもらえないコトも。。。そういうことから最近では、今回挙げた縁起物にこだわらずに実用的な物や贈ったゲスト喜ばれる物を引き出物として選ぶ新郎新婦さんもいます◎
ただし、年配の親族や何度も結婚式に列席している会社の上司からは縁起物がないと節約したのかな?なんて思われてしまいます。。。ゲストとの関係に合わせて縁起物を入れるか入れないか考えて準備をしてみてくださいね♪*
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