足りない資金、約66万円の支援を募る
イギリス人カップル、ナタリーさんとリチャードさんは今年4月27日に行う自分たちの結婚式の資金が足りないことから、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」にて足りない資金の英4500ポンド(約66万円)の支援を求めることに。
イギリスでは日本のようにご祝儀を1人3万円持ってくるということはほとんどなく、現金もしくは商品券を3000円から5000円程度、3000円程度のプレゼントを持ってくることが主流なのです。当初、本人たちは招待客に向けて「結婚式当日にプレゼントはいらないから、そのプレゼントに当てるお金を結婚式の費用として先にもらいたい」という意図でこのページを立ち上げたのですが、このページが招待客だけでなく、全体公開になっていただめ一気に炎上するはめになってしまいました。
2人がクラウドファンディングページに投稿した内容がこちら。「私物を売ったり、仕事のシフトを増やしたりして結婚式の資金を集めていますが、まだ一部分足りません。すべて予約はしてしまっているため、結婚式の日取りをずらすことは難しいのです。そのため、もし、みなさんが私達に結婚のお祝いのプレゼントを贈りたいと考えていただけるのであれば、物ではなく金銭的な支援をしていただけないでしょうか? 足りない資金は、会場代、カメラマン代、ケーキ、ドレスに当てる予定です。私達はハネムーンなども予定していません。予定した結婚式の日に結婚式を行うための費用を工面するためにお願いしているのです」
このカップルのお願いにインターネット上の反応は?
結婚式の費用の援助をインターネット上でお願いするという、ちょっと日本では考えられない状況に、さすがに外国人ネットユーザーたちも驚きを隠せない様子。多くのユーザーたちが「結婚資金を集めることが出来ないのであれば、結婚式をもっとシンプルにするべきなのでは?」とコメントしています。
さらにあるユーザーは「結婚することの意味を履き違えているんじゃない?」と怒りをあらわに。
ネットユーザーたちの辛辣なコメントにカップルは反論!
ネットユーザーたちのコメントを見たナタリーさんは「私達以外のカップルだって、クラウドファンディングを使って、結婚式の費用の援助を募っているわ。英4500ポンド(約66万円)も集まると思っていないし、数百ポンド集まればいいなと思っていただけよ」と反論。
その後どうなったかというと、メディアで2人のクラウドファンディングが取り上げられたこともあり、2019年3月8日現在には英2053ポンド(約30万円)の支援が寄せられています。
実際のところ、参列者の人たちがこの2人のちょっと非常識なお願いをどう受け止めたのか、気になりますね。
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