基本的なスピーチの仕方
■できるだけ原稿を見ないで話す
原稿をそのまま読んでしまうようなスピーチはやめましょう。原稿は手に持っていても良いですが、なるべく見ないようにその時に自分の気持ちを話すと良いでしょう!
■うまく話そうと気負わなくていい
上手く話そうと思えば思うほど、プレッシャーになってしまうのでそこまで気負う必要はありません。もし言葉に詰まったり噛んでしまったりしてもゲストは暖かな目で見守ってくれますよ*また、スピーチに失敗したからといってゲストはいつまでも引きずる訳ではなく、むしろ笑いにつながるので落ち込む必要もありませんよ!
■自慢話はNG
新郎挨拶で自分のことや自分の両親の自慢話をするのはNGです。あくまでも来てくださったゲストに対して感謝の気持ちを述べる場なので相手の家族、親族やゲストを思いやる言葉を伝えるようにしましょう*
■スピーチの基礎ポイント
・1000文字から1200文字程度に抑える。(原稿用紙で数えると2.5枚〜3枚)
・スピーチは長くても2分半程度に収める。
基本的なスピーチの構成
基本的には、
・結婚式に来てくださったことへのお礼の言葉
・決意表明
・これからについて
・感謝の言葉
・結び
構成が決まっていれば話す内容も大まかに決めることが出来るので、この構成をもとにスピーチを考えてみましょう。では例文をいくつかご紹介していくので参考にしてみてくださいね!
厳かな結婚式の場合
■1.結婚式に来てくださったことへのお礼の言葉
「本日はご多用の中、私たち二人のためにお集まりいただき 誠にありがとうございます。皆様の心のこもったお祝いのお言葉やお励ましの言葉を頂戴し、身に余る思いです。本日は皆様のおかげで滞りなく挙式披露宴を執り行うことができ感謝いたします。」
■2.決意表明
「皆様から頂いたお言葉を胸に これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いて参りたいと思います。」
■3.これからについて
「まだまだ未熟な二人ですので皆様にご迷惑をおかけすることもあるかと思います。どうか今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。」
■4.感謝の言葉
「〇〇さんを育ててくださったお父さん、お母さん。今まで二人が愛情を込めて育ててきた〇〇さんをこれからは私が精一杯守っていきますので、どうか宜しくお願いいたします。本日はありがとうございました。」
カジュアルな結婚式の場合
■1.結婚式に来てくださったことへのお礼の言葉
「本日はご多用中、また遠方より私たち二人の結婚式のためにお集まりいただきまして、本当にありがとうございました。いつもは裏方に慣れている自分ですので、皆さんを前にこうして主役でいるということがなんとも不思議な気持ちでたまりません。」
■2.決意表明
「今日から僕たちは新しい家庭を築いていきます。皆さんが祝ってくれたこの日を忘れることなく、二人で同じ道を一緒に歩んでいきたいと思います。」
■3.これからについて
「今は幸せな気持ちで新しい生活に胸を膨らませているばかりですが、まだまだ未熟な二人です。皆さんにはこれからもたくさんのご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。」
■4.感謝の言葉
「私たちが今日この日を迎えられたのも、皆さんのお力添えがあったからこそです。友人、会社の皆さん、今日のために一緒に結婚式を作ってきてくださったスタッフの方々、そして親族と大切な家族へ、本当にありがとうございました。中でも〇〇さんを育て、まだまだ頼りない僕に〇〇さんを託してくださった〇〇さんのお父さんお母さん、本当にありがとうございました。お二人からの信頼を裏切ることのないよう、〇〇さんを幸せにしこれからの毎日を二人で過ごしていきたいと思います。本日はありがとうございました。」
カジュアルな結婚式の場合は、今回紹介した例文よりもっとくだけた感じでもOK◎例えば「ありがとう」と略したりですね!構成も順番が決まっているわけではないので、自由に組み替えるのもありですよ♪
まとめ♡
今回は新郎さんのスピーチについて基本的なポイントや例文をご紹介しました。スピーチは構成が決まっているといっても何を話したら良いのか迷ってしまいますよね。。。そんな時はぜひ今回紹介した例文を参考に素敵なスピーチを考えてみてください!
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