結婚式費用の支払い方法は主に4つ
結婚式の費用は、本契約時に十万~数十万円程度の一時金を支払い、その分を除いた残金を後日支払うのが一般的です。主な支払い方法は、「結婚式までに全額前払い」「結婚式までに一部前払い(残金は式後払い)」「結婚式後に全額後払い」「クレジットカード払い」の4パターンがあります。
■パターン1*結婚式当日までに全額前払い
多くの結婚式場で採用しているのは、結婚式当日の数週間前までに最終見積りの金額を全額振り込みで支払いをするパターンです。ご祝儀が手元にない条第で数百万円の振り込みをするためには、すぐに引き出せる貯金が必要です*また、全額の支払いを結婚式当日までに完了できるので、当日はお金の心配をする必要がなく、すっきりとした気分で迎えることができます◎
デメリットとしては、ご祝儀を支払いに充てることができないので、手元に資金が必要になります。事前に資金の用意が難しい場合は、両親からの援助やブライダルローンを利用するケースが多いようですよ!
■パターン2*結婚式当日までに一部前払い
結婚式前に費用の総額の一部を支払うパターンです。結婚式前に半額、結婚式後に半額という場合もあれば、結婚式の前に確定している金額の全てを支払い、結婚式後にゲスト着付け代や追加のドリンク代など別途かかった分を払うという場合もあります。会場によって取り決めはさまざまなので、追加で料金が発生することも考えて余裕をもっておきましょう*
■支払いパターン3*結婚式後に全額後払い
本契約時に一時金を払った後、結婚式が終わってから費用の全額を支払うパターンです。この場合、ご祝儀を支払いに充てることができるので、手元に現金が少ない新郎新婦さんでも結婚式を挙げることができます◎
ただし、ご祝儀が予定よりも少なかった場合、支払期限までに追加で資金調達をしなければいけません。また、期日までに払えなかった場合に式場とトラブルに発展することがあります。そうならないためにも事前に余裕のある結婚式費用を用意することが大切です*後払い対応可能な会場は少ないので、契約前にしっかりと支払いのタイミングを確認しましょう!
■パターン4*クレジットカード払い
最近では支払いにクレジットカードが利用できる式場が少しずつ増えています。もし利用可能であれば、クレジットカードで支払うと前払いになりますが、実際の出費が結婚式後になるので、もらったご祝儀を充てることができます。また、クレジットカードのポイントやマイルが貯まるメリットもあります*カードによっては一括払以外にも支払い方法が選べて便利ですが、分割は金利がかかるので注意が必要です。
また、クレジットカードの使用限度額を超える支払いの場合は、一時的に限度額の引き上げができるカードもあります。使用限度額の上限まではカードで支払い、残りを現金で支払う、もしくは複数のクレジットカードを利用するなどの支払う金額によって対応することが大切です*
式場決定前にしておきたいこと
■支払い方法を確認する
ゲストから頂くご祝儀を支払いに充てたいと考えているなら、会場見学や本契約をする前に支払い方法について確認をしておきましょう!結婚式場によって支払い方法は異なります。式場選びの時に確認しておくことで、後から知らなかった、なんてことを防ぐことができます◎
■ご祝儀と自己資金を計算する
前払いもしくは後払いにかかわらず、結婚式の費用を支払えるかを前もって計算してみることが大切です◎支払い時期も含めてシミュレーションし、見積額ギリギリではなく、費用が上がることを想定しておきましょう*合わせて支払うタイミングと金額も確認しておくと安心ですよ!
結婚式を挙げるまでにお金のことで不安な気持ちになるのは辛いですよね。そうならないように、必ず本契約の前にお支払い方法やタイミングをしっかりと確認することが大切です◎また、結婚式は人生の中でもとても大きなお買い物です。二人でしっかりと話し合い、安心して結婚式準備を進めましょう*
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