結婚式で使ってはいけない言葉ってどんなもの?
披露宴や結婚二次会など、おめでたい場では「使ってはいけない」、「使わないほうがいい」言葉というものがあります。お祝いの場には相応しくない「不幸」や「不吉」を連想させてしまう言葉を「忌み言葉」と言います。せっかくの幸せな時間でもあるので、できることなら負の言葉は避けたいもの。また、幅広い年齢層のゲストが出席する結婚式で知らずに忌み言葉を使ってしまうと、非常識と思われてしまうことも…。花嫁の手紙以外でも「結婚式招待状」や「席次表」、「スピーチ」などでも同様です。
■「忌み言葉」ってどんな言葉??
①別れを連想させてしまう言葉
・終わる・別れる・消える・帰る など
②不幸を連想させてしまう言葉
・終わる・負ける・捨てる・嫌い・消える など
③離婚や再婚を連想させてしまう言葉
・再婚・繰り返す など
■「忌み言葉」を気にしすぎるのもダメ!!
たくさんの人が参列する結婚式。中にはマナーに厳しい人がいるかもしれません。忌み言葉を知らずに使ってしまうと恥ずかしい思いをしてしまうこともありますが、花嫁の手紙はあくまでのありのままの素直な気持ちを伝えることが大切◎忌み言葉を気にするあまり手紙の内容が不自然になってしまうこともあると思うので、少しであれば使っても問題ないかもしれません。
■「、」や「。」は使っても良いの??
句読点は「縁の切れ目」を連想させてしまうことから縁起が悪いとされています。結婚式の招待状や席次表では避けていた人も多いと思いますが、花嫁の手紙はゲストが目にするものではありません。手紙を読み終えた後にその手紙を両親に渡す予定がないのであれば句読点を使っていても問題ありません◎
【句読点を使ったらいけないもの】
・結婚式招待状・席次表・プロフィールブック
・その他ペーパーアイテム・結婚式ムービー など
花嫁の手紙で使ってしまいがちな言葉一覧
ここでは、つい使ってしまいがちな忌み言葉と言い回し例をご紹介していきます**
・職場をやめる→家庭に入る
・家を出る→新しい暮らしをスタート
・笑いの絶えない家庭→笑顔でたくさんの家庭
・色々な経験を→たくさんの経験を
・去年→昨年
・飽きる→満足する
・たびたび→何度も
・どんどん→たっぷり
忌み言葉だけじゃない!花嫁の手紙で避けた方がいい話題
忌み言葉はもちろんですが、結婚式では避けた方がいい話題や内容というものもあります。花嫁の手紙は両親に感謝の気持ちを伝えるためのもの。ゲストが聞いていて不快にならない内容にするためにも以下の話題は避けるようにしましょう。
■会社の不満や愚痴
会社関係の人を招待していない場合でも結婚式で不満や愚痴を言うのはタブー。前向きな文章に変更しましょう。
■相手の家族への不満や愚痴
相手の家族に不満や愚痴がある場合でも、わざわざ結婚式で話す必要はありません。どうしても聞いて欲しい場合は、帰省したときなどを利用すると◎相手の親族や家族は不快な気持ちになってしまう話題は避けるようにしましょう。
■過去の栄光トーク
仮に本当の話であっても過去の自慢話を永遠と聞いているのはしんどいもの。「あの時は背中を押してくれてありがとう」など感謝の気持ちを伝える程度にしましょう。
■過去に犯してしまった経験
反省をしていたとしても結婚式というおめでたい場には相応しい話題とは言えません。過去の犯罪行為などの話題は避ける方が◎
■くだけすぎた言葉
花嫁の手紙では両親に語りかけるように話し言葉を使う人もいます。ですが、聞いているゲストもいるのでくだけすぎた言葉を使うのは避けましょう。両親への呼び方はいつもと同じでOK!!基本的には「お父さん、お母さん」ですが、「パパ、ママ」と呼んでいる人もいると思います。その場合は花嫁の手紙の冒頭で「パパ、ママと呼ばせてください」と、ゲストに向けて一言断りを入れましょう。
【くだけすぎた言葉の文例】
・やばい・だるい・めっちゃ・しんどい・かなり・クソ・キモい など
■その他、避けたほうが良い話題
・作り話
・後ろ向きな言葉や話題
・不幸トーク
・身内ネタ
・重ね言葉
・下ネタ
■気にしすぎに注意!自然な言葉づかいのほうが共感できる
実際に言った言葉は、セリフとしてそのまま使ってもOK◎もちろん方言も問題はありません。「お父さん、~したよね?」と、家族に話かける言葉もよく選ばれています。いつも通りの言葉で気持ちを伝えた方が両親に思いが届くでしょう。
花嫁の手紙でも最低限のマナーを守ろう♡♡
結婚式の終盤に行われる「花嫁の手紙」。見守ってくれているゲストへの配慮も忘れず、また最低限のマナーを守りながら両親に素直な気持ちを伝えてくださいね♪*。
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