挙式スタイルで人気なのはキリスト教式
キリスト教式は、結婚式場に併設されているチャペル、もしくは、礼拝などが行われる教会で行う挙式スタイルのことです*
キリスト教には、カトリックとプロテスタントの2つの宗派があり、挙式スタイルもそれぞれ異なります。日本では、信仰宗教に関係なく式を挙げられることからプロテスタントのキリスト教式が一般的です。カトリックの教会では基本的に新郎新婦さんのどちらか、もしくは両方が信者であることが条件です*
挙式が行われる大聖堂って?
大聖堂とはキリスト教の宗教建築の一つで、地方の主要な教会のことをいいます。司教の権威を象徴する司教座が大聖堂内に置かれているのが特徴です。そのため、日本ではヨーロッパの教会を思わせるような建築デザインの独立型チャペルは、大聖堂と呼ぶこともあるようです。
日本では、結婚式のために作られた独立型の大聖堂チャペルは、ヨーロッパの大聖堂をモチーフに天井や聖壇の位置が高かったり、ステンドグラスやパイプオルガンなどが設置されていたり、さらにバージンロードが長いといった特徴があります*結婚式場が所有する大聖堂の中には、ヨーロッパの歴史あるステンドグラスを譲り受けたチャペルもあり、厳かな雰囲気の中で王道の挙式セレモニーが叶います♡*また、100名以上が着席できる会場が多いので、家族や親族はもちろんのこと、たくさんの友人にも誓いのセレモニーを見守ってもらいたいという新郎新婦さんにおすすめです◎
大聖堂のおすすめポイント
■トレンドに左右されないデザイン
時代のトレンドに合わせてさまざまなデザインの結婚式場が誕生します。式場選びの時にトレンドに合わせて作られたチャペルに惹かれて決めたものの、10年後20年後に振り返った時に時代を感じてしまうことも。。。大聖堂は、何百年と続いてきた造りや雰囲気を受け継いでいるので、流行に左右されることはほとんどありません!
■ロマンチックな雰囲気の結婚式が叶う
大聖堂のほとんどは、天井や聖壇が高く、豪華なステンドグラスが窓や祭壇に使われています。太陽の光がステンドグラスを通して差し込み、柔らかい光で花嫁姿を幻想的により美しく見せてくれます♡写真映えもばっちりです。
■バージンロードの長さや写真映えする内観
大聖堂はバージンロードが長いといった特徴があります。バージンロードは、人生を表すとされているので、大聖堂の長いバージンロードは新郎新婦さんが聖壇まで歩きながら今までの日々を振り返ることができる時間になります♡さらに、パイプオルガンの生演奏や聖歌隊の讃美歌が響く中、一歩ずつゆっくりと時間かけて入場しながら、ゲストにその姿を見ていただくことができます。
また挙式中は、会場後方やサイドから写真を撮ることがほとんどです。そのため、高い天井や長いバージンロード、豪華なステンドグラスなどのアンティークな装飾、大聖堂ならではのロマンチックなデザインがより花嫁姿を美しく見せてくれるはずです♡歴史を感じられる伝統的な大聖堂であれば、厳かな雰囲気も叶います。
■周りを気にせず屋外演出が楽しめる
大聖堂のほとんどは、独立型になっていることがほとんどです。会場の敷地内に独立した建物として建っているので、挙式が終わった後もフラワーシャワーなどの屋外演出を取り入れやすく、周りに気を遣う必要もありません。
大聖堂での挙式を選ぶ時に気をつけたいこと
■アットホームさを求める人には向いていない
大聖堂での挙式は、かしこまった雰囲気になるので、ゲストに見守られてリラックスしながらのアットホームさと求める人にはイメージとは違うかもしれません。また、会場の広さや収容人数が多いことも大聖堂の特徴なので、ゲストの人数が少ないと寂しいと感じるかもしれません。。。招待するゲストが多い場合にはおすすめですが、少人数だとせっかくのロマンチックな空間ががらんとした印象になってしまうので、気になる人は予め招待するゲストの人数を確認したうえで検討しましょう*
大聖堂での挙式は、厳かな雰囲気の中、神様の前で愛を誓うことができるのが魅力です。豪華な装飾や内装をバックに素敵な写真を残しましょう*ぜひ式場選びの参考にしてみてくださいね♡*
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