引き出物・縁起物の贈り分けはする?しない?
最近は、ゲストによって引出物を贈り分けすることが一般的になりつつあります。贈り分けとは、ゲストによって異なる引出物を贈ることです*引き出物は、記念品としてだけじゃなく、結婚式に来てくれたお礼という意味もあることから、ゲストによって贈り分けするのが良いと考える新郎新婦さんが多いようです。引き出物と縁起物それぞれを贈り分けするケースもあれば、引き出物もしくは縁起物だけを贈り分けるケースもあります。
どのように贈り分けする?
贈り分けの方法はさまざまですが、親族や仕事関係、友人、と新郎新婦さんとの関係性で贈り分けるケースが最も多いようです*贈り分けの基準を2~3パターン考えておくと便利かもしれません。また、親族や主賓、友人では頂くご祝儀の金額が異なるケースも多いので、それを念頭に置いて引出物の価格帯や内容を分けるというのが一般的なようです。
贈り分けする時に気をつけたいこと
■細かく分けすぎると間違いが起こる可能性も
贈り分けのパターンをたくさん用意すると渡し間違えや手配ミスが起こってしまう可能性があります。ゲストの関係性や人数にもよりますが、3パターンほどにしておくと安心です*また、記念品は変えないで、ゲストに合わせて組み合わせを変える手もあるので、単純な方法を選ぶのがおすすめです◎
■引き出物袋は同じものを
贈り分けをすることで引き出物の大きさが変わってしまうことがあります。あまりにも大きさが異なる引き出物だと中身の違いが一目で分かってしまい、ゲスト同士が気まずい思いをしてしまうかもしれません。そうならないように贈り分けをする時はできるだけ同じような大きさの引き出物を選ぶのがおすすめです◎同様に引き出物袋は統一するようにしましょう*中身に違いがあったとしても見ただけでは分からないように配慮するのがマナーです。結婚式に参列してくれたゲスト全員が気持ちよく過ごせるように新郎新婦さんの気遣いが大切です♡
■グループ内は同じ商品を贈る
引き出物袋を統一したり、引き出物のサイズを揃えたりするなどの工夫をしても統一感を出すのが難しいこともあると思います。ゲストとの関係性によって、引き出物の品数や大きさにどうしても差が出てしまうこともあるかもしれませんが、ゲスト同士で引出物について話題になることもあるので、グループ内の引き出物は同じ物を贈りましょう*
■疑問点はプランナーさんへ
同じ袋や同じ大きさで用意することが多いので、見た目も似たようなものになってしまいます。ゲストによって異なる引き出物を用意すると、誰に渡すものなのか分からなくなってしまうこともあります。プランナーさんとこまめに打ち合わせをし、ミスがないように準備を進めましょう♡贈り分けには特に決まったルールがないので、もし迷った時はプランナーさんに相談するのもGOOD◎また、事前に贈り分けの対応が可能かの確認も必要です。会場によっては贈り分けができなかったり、対応していても持ち込み料が追加でかかったりすることもあるので、どのように対応しているのかもしっかりと把握しておきましょう*
感謝の気持ちを込めて贈る引出物は、贈り分けをすることでより一層喜ばれるものになります*ぜひゲストに喜んでもらえる素敵な引き出物を選んでみては?♡ゲスト一人一人に対してこだわった引出物を贈りたいなら早めの準備が大切です。
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