両家の衣装はどうしたら良いの?
結婚式において親族や家族は、友人や同僚などのゲストとは違い、新郎新婦さんとともにゲストをもてなす側です。ゲストをお迎えする側なのでお祝いの場にふさわしい華やかさも必要ですが、きちんとした印象を与える服装を選ぶことが大切です◎
結婚式でのフォーマルウェアは、格式の高さによって正礼装と準礼装、略礼装の3種類があります。正礼装になればなるほど装いの格式は上がり、フォーマル感も高まります。父親の場合、正礼装のモーニングやタキシード、紋付き袴、準礼装のフォーマルスーツから選びます。母親は、正礼装の黒留袖や黒ロングドレス、準礼装のロングドレス、アンサンブルスーツから選ぶというのが一般的です。その中でも父親がモーニング、母親は黒留袖、という組み合わせが一般的です。両家で父親と母親や同士の衣装を揃えることで、並んだ時にちぐはぐな印象を与えることなく、集合写真での見栄えも変わってきます。正礼装か準礼装かだけではなく、特に母親の場合は洋装か和装かということも揃っているとG良いですね◎特に披露宴では新郎新婦さんと両家両親が並んで挨拶をするシーンもあるので、事前に打ち合わせをしておくのがおすすめです。
衣装はどこで揃える?
フォーマルウェアは購入の選択肢もありますが、利用頻度や必要な小物一式を用意する費用面のことを考えるとレンタルがおすすめです◎メインの衣装以外にも小物もお手頃な価格で揃えることができたり、スタッフが年齢や立場に合わせた着こなしを提案してくれたりします。式場の契約後にプランナーさんから提携ショップの案内があることが多いようです。提携ショップの場合、式場とのやり取りがスムーズになり、新郎新婦さんでの衣装の保管も不要です。提携のショップで選ぶのも良いですが、自分たちで探して提携外のショップから持ち込むと安く手配することができます◎
衣装を持ち込む場合のメリットとデメリット
■メリット
近くの貸衣装屋さんやネットで安いところを探して手配すると提携ショップでの手配よりも節約になります◎基本的には必要な小物もがセットになっているので、直前で用意し忘れた!ということにもならず初心者にとってはとっても便利です。また使用後の返却方法としてほとんどが宅急便での返却なので、発送手続きをするだけです。
■デメリット
ショップによって異なりますが、試着ができない場合があるので届くまで生地感やサイズ感が分かりません。また、写真の撮り方や光の加減など画面で見た時と現物のイメージが違う場合があります。もし、ネットでレンタルする場合サンプルの取り寄せや試着ができるのであれば依頼するのがおすすめです◎サイズについても測り方や選び方を参考にすると失敗が少ないですよ!
両家で着る衣装によって家族に一体感が出ると写真の仕上がりだけじゃなく、なんだか心の距離も縮まったように感じられます♡両家のバランスと事前のリサーチをしっかりと行い、新郎新婦さんも家族も素敵な衣装を見つけて当日を迎えてくださいね。
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