結婚式で人気のアフターセレモニー”フラワーシャワー”
フラワーシャワーは、挙式後式場から出てきた新郎新婦さんにゲストが花びらをまいて祝福する演出です*
フラワーシャワーの由来にはいくつか説がありますが、一説では、古代ローマで新郎新婦に小麦を振りかけていたことが始まりだとされています。当時、小麦は豊かさの象徴であり、新郎新婦が食べ物に困らないようにという思いが込められていました。その後、子孫繁栄の象徴であるお米を振りかける「ライスシャワー」になり、さらに時を経て「フラワーシャワー」になったといわれています。シャワーに花を使うことは、お花の香りで新郎新婦さんの周囲を清め、悪魔を追い払う意味合いが込められています。
フラワーシャワーは、結婚式の定番で写真映えする演出なので花嫁さんたちから人気の演出です。新郎新婦さんとゲストの笑顔、空に舞う花びらの組み合わせは、まさに絶好のシャッターチャンスです♡きっと思い出に残る瞬間になること間違いなし!また、フラワーシャワーはゲストと一緒に楽しめる参加型の演出でもあります。お子様ゲストや年配のゲストも参加しやすく、距離が近いのでゲストから直接お祝いの言葉をもらえるのも良い点です◎
結婚式テーマで選ぶのもOK!フラワーシャワー以外の○○シャワー
■フェザーシャワー
フェザーシャワーは、ふわふわとゆっくり舞い落ちる羽が幻想的なシーンを生み出してくれます。羽は天使をイメージし、天使は災いから守り幸福へと導いてくれるとされています。まるで天使からの祝福を受けているようで神聖な挙式をよりロマンチックに盛り上げてくれます◎
■リボンシャワー
カラフルなリボンを使ったリボンシャワーは、かわいい雰囲気の結婚式にぴったりです◎リボンには縁を結ぶという意味があります。ドレスのイメージや素材とのバランスを考えながら、光沢のあるサテンや透け感のあるオーガンジーなど、リボンの素材や色にこだわってみてくださいね♪
■コンフェッティシャワー
紙吹雪を噴射して新郎新婦さんを祝福する演出がコンフェッティシャワーです♡コンフェッティの形や色を工夫して華やかな雰囲気にしてみては?クラフトパンチを使って手作りするのもおすすめです◎
■バブルシャワー
シャボン玉を使ったバブルシャワーは、お子様ゲストがいる場合にピッタリ!ゲストにシャボン玉を吹いてもらうほか、専用のバブルマシーンでシャボン玉を作る方法もあります。晴れた日のガーデンでのアフターセレモニーはきっと素敵な瞬間になりそうです♡
■折り鶴シャワー
和婚の場合は、折り鶴シャワーでより和の雰囲気を演出しましょう*折り鶴には結婚や平和の意味があり、新郎新婦さんの健康や幸せを込めて祝福できることから縁起が良いものでもあります。
持ち込みで節約できるケースも
結婚式場によってはフラワーシャワーの持ち込みができる場合もあります。生花を持ち込む場合は、鮮度に注意して購入のタイミングや持ち込みの方法を事前に考えておきましょう*造花はネットでも購入できるので好みの色を選んで、シャワーカップなどと一緒に早めに準備をしておきます。ただし、持ち込み料金がかかる場合は割高になってしまうこともあるので、注意が必要です。
フラワーシャワーは生花と造花のどちらが良いの?
生花を使ったフラワーシャワーは、見た目だけでなく香りも楽しめるのがポイントです*ただし、お花の種類の指定や季節によっては費用が高くなってしまう場合があります。また、水分量が多いことから落ちるスピードが早いです。フラワーシャワー後の掃除が大変という理由から生花をNGとしている会場もあります。一方造花は、手軽に準備することができ、費用も安く済みます。生花に比べて軽いので、シャッターチャンスが多くなります。けれども、造花によっては見た目がチープに感じられるので、クオリティには注意が必要です。
必要な花びらの枚数はどれくらい?
花びらは一人あたり5枚~10枚を目安に用意します*花びらが小さい場合やゲストの人数が少ない場合は、すぐに終わってしまい寂しい印象になってしまうので、少し多めに用意しておきましょう!華やかな写真や動画を残すためには花びらの枚数がとても大切です。
花びらやリボンだけじゃなく一人あたりの花びらを入れる容器やラッピングも工夫する花嫁さんもいます。トレーシングペーパーやOPP、紙コップなどを使ってかわいくアレンジしちゃいましょう♡フラワーシャワー×フェザーシャワーなど組み合わせるのもおすすめなので、ぜひ検討してみてくださいね!

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