ブーケトスとは
挙式を終えた花嫁さんが、未婚女性ゲストに向けてブーケを投げる演出のことです。誰に届くか分からないように、後ろを向いて、かつ頭上を越えるように投げるのが一般的。ブーケをキャッチした女性が次の花嫁になれると言われており、間違いなく盛り上がることでしょう。起源は14世紀のイギリスと言われています。花嫁の幸せにあやかろうとした女性ゲストが、彼女のドレスや小物を奪う事件が起きたことが始まり。みんなが不快な思いをしないよう、予防としてブーケを投げ始めたのが始まりだそう。
現代でも、みんな幸せになりたいもの。結婚したい女性がブーケを奪い合う、という噂を聞いたり聞かなかったり。あるいは、周囲の人を慮るあまり、誰も参加しないということも。。。来て頂いたゲストに嫌な思いをさせないためにも、事前に参加者を確認しておくのが大切です。思い切って、女性だけでなく男性や子供も参加する形にしたり、周囲を盛り上げてくれる人に頼んでおくという方法もありますよ♪「意外と重くて遠くまで飛ばせなかった」「花に含ませていた水が飛び散った」というトラブルもあり得るのでご注意下さい◇
気持ちを込めて!おすすめの花言葉
赤白黄色、心を込めたウェディングブーケ。そこに花言葉の意味もプラスすれば、心に残ること間違い無し!!ウェディングシーンでおすすめの花言葉をまとめてみました。今からブーケを検討の花嫁さんは是非参考にして下さい♡
■バラ
定番の花。花びらの一枚一枚の色が綺麗で、香りも良いため、あらゆる場面でよく使われています。花言葉は赤いバラが「愛情」、黄色いバラは「あなたに恋する」ピンクのバラは「暖かい心」と言われています。
■ガーベラ
細長い花びらが特徴的なガーベラ。幾重にも重なった様子はとても華やかで、強く印象に残ることでしょう*共通する花言葉は、常に前進・元気。ピンクのガーベラの花言葉は「崇高な美」、ホワイトのガーベラは「律儀」、赤いガーベラは「神秘」、黄色は「親しみやすさ」オレンジは「我慢強さ」です。
■カーネーション
母の日のイメージが強い花ですが、結婚式にも使えるオールマイティ。共通する花言葉は無垢で深い愛。赤いカーネーションは「母への愛」、ピンクは「女性の愛」ホワイトは「純粋な愛」紫は「気品」の花言葉を持ちます。
■カサブランカ
ユリ科の花で、「高貴」「純粋」「無垢」「祝福」。キリスト教では、聖母マリアに捧げられた花と言われます。ぱっと開いた花びらが、これからの幸せを感じさせます。
■カラー
くるっと巻いた細長い形が可愛らしい花。すらっとした形は、スレンダーなドレスと似合うでしょう。花言葉は「しとやかさ」「華麗な美しさ」。美しい女性を連想させる花言葉は、結婚式にぴったりです。ピンクのカラーは「情熱」、黄色は「壮大な美」、紫色は「夢見る美しさ」です。
■シンビジウム
五つに開いた花びらが特徴の、どっしりした花。これから起こる何事にも負けない情熱を感じさせます。花言葉は「飾らない心」「素朴」「華やかな恋」。
■カトレア
華麗な花びらが格調高いカトレアは、コサージュとしても身につけられます。フォーマルな雰囲気が出ます。 花言葉は「優雅な貴婦人」「成熟した大人の魅力」です。
■ブルースター
うっすらと青い花びらに、コバルトブルーのがくを持つ花。サムシング・フォーのひとつ、「花嫁が青いものを身につけると幸せになれる」言い伝えにぴったりです。また、青い色は誠実をあらわし、純潔の象徴とも言われています。花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」です。
■スターチス
細かい花がたくさん集まったスターチスは、ドライフラワーにしても色が変わらないことから、「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」という花言葉があります。初めて出会ったときや、デートの思い出などを添えたいですね。紫は「上品」、ピンクは「永久不変」、黄色は「愛の喜び」です。
■ピンポンマム
「君を愛す」「真実」小さな花びらがコロンとポンポン状に丸まって咲く、菊の一種です。ブーケだけでなく、着物の飾りにもよく似合います。
■カスミソウ
「清らかな心」「無邪気」。小さなアクセントとして他の花を引き立たせますが、あえてカスミソウだけのブーケも女性らしいもの。カスミソウと聞くと白い花を連想しますが、ピンク色のものも存在します。花言葉は「感激」です。
身近な花でブーケを!
・タンポポ
・スミレ
・クローバー
どこにでも生えていて、一見地味なこれらの花。しかし、タンポポは「愛の神託」、スミレは「小さな幸せ」、クローバーは「幸運」という花言葉を持っています。色も鮮やかなので、飾らない素朴さや、「ありのまま」を演出する時に使ってみてはいかがでしょうか。
夏の花
・ヒマワリ
・ハイビスカス
言わずと知れた、華やかで元気いっぱいの花。夏らしく、明るさいっぱいの生活を届けてくれるでしょう。ヒマワリは「あなただけを見つめる」、赤いハイビスカスは「常に新しい」白いハイビスカスは「艶やかな美」です。また、ヒマワリは本数によって言葉が変わり、1本では「一目惚れ」3本では「告白」、7本で「秘密の愛」、11本で「最愛」、さらに99本で「永遠の愛」と変化します。
秋の花
・コスモス
ピンクのコスモスは「乙女の純潔」、白は「優美」、赤紫は「愛情」を示します。
いかがでしょうか?一口に花といっても、何を伝えたいかによって種類も色も変わってゆきます。自分がこうありたい、こうなりたいといった願いを込めて、ブーケに使う花を選ぶのが良いでしょう。特別なブーケは、特別な生活を運んできてくれるに違いありません。とっておきのブーケで、素敵なウェディングをお過ごし下さい!
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