感動的な結婚式・披露宴の締めくくりの挨拶として、感謝の思いを伝える場でもある〔謝辞〕*〔お越しいただいたお礼〕と〔今後もよろしくお願いします〕といった思いを伝える大切なシーンのひとつでもあります。会社の上司や同僚、友人、そして家族が新郎に注目している中、スピーチをするということはとってもドキドキしてしまいますよね…!
『何を話していいのか分からない!』という花婿さんも多いのではないでしょうか*一見難しそうに感じる謝辞ですが、基本的な構成を知っておけば難しく感じることはありません♪今回は新郎謝辞に関するポイントをお伝えしていきます*
*新郎謝辞は3つのポイントを組み合わせるだけ
新郎謝辞の構成は〔語りかけ(お礼の挨拶)〕〔感謝の気持ちやエピソード〕〔結びの挨拶〕の3つだけ*ゲストに感謝の気持ちを伝える場ではありますが、慣れ親しんだ言葉ではなく、フォーマルな言葉で思いを伝えましょう♪
『当日は緊張して頭が真っ白になりそう!』と心配な方は、カンペを見ても大丈夫♡チラシの裏紙などを使用せずに、なるべくキレイな手紙に清書して、ポケットに忍び込ませておくか、スタッフに預けておきましょう*もしド忘れしちゃったら、取り出して読んでくださいね♪
■語りかけ
序盤の挨拶~お越しいただいた感謝の気持ちを伝えましょう*出だしのスピーチは素直に『お越しいただきありがとうございました』と、簡単なもので大丈夫♡
■感謝の気持ちやエピソード
ここでは会社の上司や同僚、友人、家族に向けて、ご自身の率直な思いや過去のエピソードを伝えます。特に感謝を伝えたい人やスピーチをしてくださったゲストへのお礼も伝えると良いですよね♡
ここでは堅苦しい言葉を使いすぎず、ふたりらしい言葉で伝えることで感謝が伝わりやすいです*
■結びの挨拶
〔これからもよろしくお願いします〕という気持ちを伝えます。締めくくりになるので、かっこよく決めたいところ♡ゲストのほうをしっかり見るようにするといいですよ*
■ *長すぎるスピーチはダメ
あまり長すぎてもゲストが聞き疲れてしまうだけ。短すぎず、長すぎず、が重要です♡基本的には3分、長くても5分を目安にするといいですよ*何分程度かかるのか、あらかじめ確認しておきましょうね♪文字数でいうと1,000文字~1,500文字程度が望ましいです*
*NGワードはマナー違反
忌み言葉や過去の恋愛トークを避けるのは当たり前のことですが、政治や宗教関係もダメ*結婚式ではタブーとされている内容なので、謝辞の内容に含まれていないか要確認です!ゲストが嫌な思いをすることがないように気を付けてくださいね*
もちろん、一部の人にしか分からない身内ネタもダメ。ゲストみんなが聞いていてホッコリするような内容になるよう心がけましょう*
*基本的な文例をご紹介!
■語りかけ(お礼の挨拶)
出だしの挨拶①:本日は私たちの結婚式にお越しくださり、誠にありがとうございました。
出だしの挨拶②:本日はご多用(ご多忙)の中、私たちの結婚披露宴にお集まりいただきありがとうございます。
・また、皆様よりたくさんのご祝辞を頂戴し、大変感謝しております。
・皆様から祝福の言葉や激励を頂き、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
■ゲストへの感謝の気持ち(エピソードや報告を盛り込んでもOK♡)
・今日という日を無事に迎えることができましたのも、ご媒酌の労をお取り頂いた○○様のお力添えの賜物です。
・この結婚式を通して私たちがどれほど多くの方々に支えられ、見守られ、そしてたくさんの愛情を注いでもらっていたのかを知ることができました。
・私を産んで育ててくれた両親には感謝致します。迷惑や心配をたくさんかけてきたけど、見守り続けてくれて本当にありがとう。
・この場をお借りしまして、私たちをこれまで大事に育ててくれた両親、〇〇さんのご両親に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございます。
・〇月に婚姻届の提出し、すでに新婚生活をスタートしております。そして、〇月〇日には新しい家族が増える予定です。これからは夫婦として、父として、(親になるという自覚と責任をもって)より一層努力して参りたいと思っております。
■締めの挨拶
まだまだ未熟なふたりではあるので、皆様にはこれから助けていただくこともあるかと思いますが、今後もさらなるご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。最期になりましたが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
*これでバッチリ♡ゲストの心に残るスピーチに♪
すごく緊張しちゃうとは思いますが、しっかり準備をしておけばきっと大丈夫♡上司や同僚、友人、家族に向けて感謝に気持ちを伝えることが苦手な人も多いようですが、普段は言えない素直な思いを伝える絶好の機会です*しっかりと背筋を伸ばして、堂々と、バシッと決めてください*そして、ふたりらしい言葉で、ありのままの思いを伝えてくださいね♡
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