手紙形式のメリット・デメリット*
まず、手紙形式にするにあたってのメリットとデメリットを知っておきましょう◎
■メリット
・緊張していてもきちんと言葉にできる
・時間通りに話せる
・形に残る
■デメリット
・下を向いた状態になりやすい
・泣いてしまうことが多い
スピーチの時間は大体3分~5分ほど。
手紙だと時間通りに終わらせることができるので、他のゲストを飽きさせることがありません*
ただ手紙なので、手紙の方にばかり目線がいきがちに…
少し暗記しておいて、新郎新婦にしっかり目を合わせられるようにしておきましょう◎
手紙の基本構成*
難しく考えがちな手紙ですが、大きく分けると3つで構成されています*
■冒頭のあいさつ
大切な出だしです*自己紹介や時候のあいさつなどを話します。
文例)〇〇さん ○○さん ご結婚おめでとうございます。ご両家の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
ただいま紹介いただきました 〇〇と申します。
〇〇さんとは小学校からのお付き合いです。
誠に僭越ではございますが、友人代表としてお祝いの言葉を述べさせていただきます。
また、新郎新婦のことは普段、〇〇と呼んでいるため、本日もそう呼ばさせていただきますことをお許しください。
■エピソード
スピーチのメインとなる部分です*新郎新婦との思い出深いエピソードを話しましょう◎
文例)〇〇へ
結婚おめでとう!
〇〇とは小学校から高校までずっと一緒に過ごしてきました。
学校だけでなく、休日も一緒に過ごすことが多かったですね。
〇〇とは何時間話しても話が尽きず、本当に楽しい時間を過ごしてきました。
〇〇はとても話上手で聞き上手です。
そんな〇〇に何度相談をして助けられたか分かりません。
〇〇がいたから、私はいつも前向きになれていました。本当にありがとう。
そんな優しい〇〇に〇〇さんのことを紹介されたときは、自分のことのように嬉しく思いました。
〇〇が〇〇さんの話をするときはいつも幸せそうで、「ああ、素敵な人と出会ったんだな」と心から感じました。
〇〇、今度は○○さんの話をたくさん聞いて、たくさん話をして、明るい家庭を築いてくださいね。
〇〇さん、〇〇は優しい人なので時々無理をしすぎてしまうことがあるので、優しく見守ってあげてください。
■締めの言葉・あいさつ
結となる大切な部分です*新郎新婦へのこれからの幸せを応援するような素敵な言葉を贈りましょう*
文例)本日は本当におめでとうございます。
お二人の末永い幸せを心から願っております。
手紙を書くときの注意点*
■忌み言葉・重ね言葉に気を付けましょう!
結婚式のようなお祝いの場では、別れや不幸を連想させる言葉は使っていけません。マイナスなイメージを持たせる言葉は書く際に気を付けておきましょう*また一見マイナスなイメージを持たない言葉でも使ってはいけない言葉があるので要注意!よく調べて書くようにしてくださいね*
例)度々、皆々様
スピーチを行う際で大切なポイント
■練習は入念に
手紙を読むだけだから簡単!と思っていてはいけません×
できるだけ暗記して新郎新婦に語りかけることができるようにたくさん練習しておきましょう*読むスピードも大切です。時間を計って読む練習をすると良いですよ◎
■出だしの挨拶、結びの言葉は必ず顔をあげて
最初の挨拶や、締めの言葉は新郎新婦、親族としっかり顔を合わせましょう!マナーとしてとても大切なことです*
■新郎新婦の呼び方
新郎新婦の名前の呼び方はいつも通りで大丈夫ですが、はじめの挨拶では必ず「君」「さん」を付けましょう。また「いつも〇〇と呼んでいるため、ここからは〇〇とさせていただきます」など一言あると良いでしょう◎
■手紙は事前に出しておく
司会者に呼ばれてるときに、手紙を封筒から出しておくと良いでしょう。先に新郎新婦、親族にあいさつを行い、それから手紙を開く流れになります◎
おわりに*
友人スピーチを頼まれることはとても嬉しいことです*
一番近い友達として、祝福の言葉をきちんと伝えることができるように、手紙に言葉を綴りましょう◎手紙を書くことや練習は少し大変ですが、新郎新婦は必ず喜んでくれます♪素敵な手紙を書けるように、参考にしてくださいね♡
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