カメラマンへの指示書って知っていますか?
挙式・披露宴・二次会・前撮り・後撮り…映像や写真をカメラマンに撮影依頼する時に、自分たちがイメージした写真を多く残せるように、またずっと準備してきた色んなものがしっかりと形に残るように、カメラマンさんに「こんな写真を撮影して欲しいです!」と伝える大事な物です。
撮影後のデータに「〇〇が映ってない!」なんて残念なことがない様に、「〇〇は撮影して欲しい」「こんなシーンを撮ってほしい」など、指示書にまとめ事前にしっかり自分たちのイメージを伝えましょう♪
カメラマンへの指示書とは…
結婚式後に思い返して見るためのアルバムやDVDなどはご予算もしっかりかけて作成し、後に残るものとして大事なアイテムです!あとで見返したときに【あー…ウェルカムグッズの写真が少ないな…】や、【家族との写真が少なくなってしまったな…】と悲しい思いをしないように大事なのは事前準備です★
自分たちが、どんなイメージで当日の準備を進めどんな当日を迎え、どんな映像・写真を残したいのか、進行の流れだけではなく、「こんな映像・写真を残したい!」という想いを伝える大切な役割を果たすのが「カメラマンへの指示書」です。よくカメラマンさんへの指示書作成を耳することはありますが、これは意外とウェディングプランナーさんにも伝えて共有してもらう事が大切です!!!
■プランナーさんへ伝えるメリット
当日カメラを持つわけでもないのになぜ?と思われるかもしれませんが、実は大事なのは事前の下準備!カメラマンさんも〈撮りたい!〉と思っていても、実際にお二人の披露宴の進行が沢山詰まっていると撮影できない事もあります…。
プランナーさんに相談することでひとつの演出に対する時間振りや、前後で撮影できる時間の作ったり、またカメラマンさんが撮影しやすいポジショニングなど、プロ目線で検討してくれます。希望のカットが披露宴中でなければ撮れないものであれば尚更、プランナーさんへの事前相談は必須です!
プランナーさんもお二人のお気持ちを汲んで、カメラマンさんへ話をしてくれば安心して本番を迎えられますね♪
指示書の必要性とは…?
花嫁っさんの中には「そもそも指示書なんているの?」「プロがいい写真を撮ってくれるでしょ」と思われる方もいるかもしれません。もちろん、なくてもカメラマンもプロなのでしてもらえます!ですが、最初にお伝えしたように結婚式後に「あの時のあのカットを撮って欲しかった…」とならないようにしなければいけません!!
前撮りでも、披露宴当日でも事前にこんな写真が撮りたいな…という希望があれば伝えておくことがオススメです♪カメラマンさんもお二人に喜んで貰える写真(作品)を残したいと思ってくれています!遠慮はせず、自分たちの想いを伝えましょう!
お支度のシーンは、新婦さんの希望がないと撮影しない事も。。。
素敵なお支度の様子や、リラックスした様子、少し緊張したの表情など撮ってもらうと後で振り返った時楽しいですよ♪
当日しか撮影出来ないシーン
こんな―シーンを残して欲しい…といってもいっぱいある。。。という方の参考に、定番ですが指示書によく挙げられている、「撮影して欲しい物」を少しづつ紹介しますね!是非参考にして下さい。
■準備したアイテムたち
【ドレス×ブーケ×結婚指輪】
お支度中に撮影が「忘れた!」という事がないのでオススメです!
【ウェルカムスペース】
他にも、高砂テーブルのコーディネートや、フォトブースなどお二人が一生懸命準備したアイテムたち♡
【パーティー前の会場での写真】
これは事前にプランナーさんへの確認が必要です!
当日希望を出すとNGが出る事もあるので、早めに事前の希望を忘れずに♪
■一瞬のシャッターチャンス!
【フラワーシャワー】
一瞬で素人ではなかなか上手に撮影出来ない1枚!どんな角度から撮影するかで、臨場感が変わりますよね!
【バルーンリリース】
当日の天候や風の強さ、ゲストのタイイングなど色んな条件が重なって出来るシーン。プロの方ならバッチリ撮影してくれます!
【ケーキ入刀】
ファーストバイトもしっかり撮影してもらってください!この時のゲストの表情を撮影してもらうのもオススメです♡
■後から想い出がよみがえるシーン
【ファーストミート(新郎×新婦)】
ドキドキのファーストミートの瞬間♡もしカメラマンに立ち会ってもらえるのであれば撮影したいシーンです。
【ファーストミート(ご両親×新婦)】
お父様とのファーストミート。
色んな想いが込み上げるシーン。家族の温かさが伝わる素敵な写真です。
【両親への花束贈呈シーン】
写真を振り返ると幸せな気持ちが溢れるシーン。
【退場後の家族写真】
退場後の笑顔が素敵なお写真♡
退場後のわずかな時間での撮影になるので、事前に希望を出してくださいね。
■二人が知らない、家族・友人の表情
【ゲスト同士のシーン】
知らない所で皆が笑顔だとすごく幸せな気持ちになりますよね♡
【家族の涙】
お父様のあたたかい涙、もしかしたら新郎新婦さんは知らないままだったかも知れませんね。
■おまけ
《せっかくだから、お姫様抱っこしてもらいたい!!!》花嫁さんはいませんか?♡
「思っていたのに入場前に余裕がなくて撮影できず…」「二次会のお開き後なんてお互いぐったりでそれどころじゃなかった…」などなどよく耳にします!それならば指示書に《お姫様抱っこ》と入れておけばタイミングを見てカメラマンからお声掛けをしてもらえますよ☆
恥かしがり屋の新郎さんなら指示書には付箋でこっそり「彼が嫌がるかもしれません…ご協力をお願いします♪」なんて添えておけばカメラマンもお声がけを「ここぞ!!!」のタイミングでしてくれるかも♪新郎さんも意外と、嫌じゃないかもしれませんよ♡
まとめ
ずっと楽しみにしていた1日はあっという間に過ぎて、想い出も段々薄れてしまうかもしれません。
ふと、見返した時にあの時の様子や想いなど、大切な時間を想い出に残す為に、カメラマンさんの協力はすっごく大事です◎またカメラマンさんにとっても指示書があればより新郎新婦さんが喜ぶ写真が残しやすくなるので、是非、カメラマンに指示書を預けましょう!
あくまでも「指示書=お願い」です。タイミングや会場の造りによっては撮影が難しい場合もある事を理解した上で相談して下さいね。カメラマンさんと相談をしながら、思い描いた映像・写真がいっぱい残りますように♪
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
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