実は知らない人も多い!席次表の基本ルール
まず、席次表を作るときに覚えておきたいのが「上座」と「下座」の考え方*結婚式では、新郎新婦さんが座る高砂(メインテーブル)に1番近い席が上座で、入り口に近い席が下座とされています。一般的には、次のようなルールで席を決めていきます♪
●主賓(会社の上司・恩師など)→上座
●親族(両親・兄弟姉妹・親戚)→下座
●友人・同僚→主賓より少し下の位置
この並びにすることで、格式を重んじた席次になります。とはいえ、最近の結婚式では、絶対にこのルールにしなければいけないという訳ではありません*ゲストがリラックスできるように、全体的なバランスを見ながら決めていってくださいね♡
多くのカップルさんたちが悩む!席次表の肩書きマナー
席次表に記載する「肩書き」も、意外と悩みどころ。たとえば、同じ「会社の先輩」でも、肩書きの書き方次第で印象が変わってきます*基本的な肩書きのルールは次のとおり♪
●会社の上司→「〇〇株式会社 代表取締役」「〇〇株式会社 部長」など正式な役職を書く
●会社の同僚→「新郎(新婦)会社同僚」または「〇〇株式会社」
●友人→「新郎(新婦)友人」
●兄弟姉妹→「新郎(新婦)兄」「新郎(新婦)妹」
●親族→「新郎叔父」「新婦従姉」など、続柄を書く
「友人」とひとまとめにしてしまいがちですが、大学の友人なら「新郎大学友人」、幼なじみなら「新郎幼なじみ」とすると、より丁寧な印象になりますよ♡ほかのゲストから見ても、「〇〇時代の友達なんだ~!」と知ることができるのでオススメですよ◎また、会社を退職した方には「元〇〇株式会社 部長」、肩書きが分からない場合は「新郎恩師」「新婦恩人」などと記載するとスマートです**
知っておきたい席次表で避けたほうがいい表現
実は、席次表にもNGワードがあるのを知っていましたか??結婚式では「忌み言葉」とされる表現を避けるのがマナー。うっかり使ってしまわないように、チェックしておきましょう**席次表で避けるべき言葉は次のとおり♪
●「別れる」「離れる」「切れる」「終わる」「戻る」「帰る」
→夫婦の縁が切れることを連想させるためNG×
●「再婚」「再び」「重ね重ね」「繰り返し」
→再婚を連想させるためNG×
●「忙しい」
→「心を亡くす」と書くためNG×
「新郎会社同僚(元)」と書くのは避けて、「新郎会社同僚(前職)」のように言い換えるのが◎また、縁起を担ぐために「終わり」ではなく「結び」と表現するのもおすすめですよ♡
席次表のデザインと注意点もチェックしておこう!
席次表のデザインは、式の雰囲気に合わせるのが基本です♪*。カジュアルな結婚式なら手書き風のフォントやイラストを入れるのもアリですが、格式を重んじる場合はシンプルで上品なデザインを選んだ方が◎席次表を印刷する前は、必ず次のポイントを確認しておきましょう♡
●名前の誤字脱字
→ゲストの名前を間違えるのは大変失礼なこと!何度もチェックをしましょう!
●敬称の確認
→「様」をつけるかどうか、統一するようにしましょう!
●肩書きの正確性
→特に会社名や役職は最新の情報を確認することが大切!
せっかくの結婚式!!ゲストに気持ちよく過ごしてもらうためにも、細かい部分まで気を配るようにしましょう**
席次表のトレンド♡
最近では、席次表を紙ではなくデジタルで作成するカップルも増えています**QRコードを読み取ると席がわかる仕組みや、オリジナルのウェブサイトを作るアイデアも♪*。環境に優しく、持ち帰る手間もないので、ゲストからも好評なんだとか♡
また、席次表とプロフィールを一緒に掲載して、新郎新婦のストーリーを伝えるデザインも人気です♡ゲスト同士の会話のきっかけにもなるので、より和やかな雰囲気を作ることができますよ。
結婚式席次表のマナーをおさえて、ステキな結婚式にしよう♡
席次表は、ただ座席を決めるだけでなく、ゲストへの心配りが表れる大切なアイテム♪上座・下座のルールを意識して、肩書きは正式なものを使うようにしましょう**印刷前は「忌み言葉を使っていないか」「誤字脱字はないか」「敬称ミスはしていないか」を入念に確認するようにしてくださいね。
「形式ばったルールも大事だけど、ゲストに楽しんでもらえるかが1番!」という気持ちで席次表を作れば、きっと心のこもったおもてなしができるはず♡準備を楽しみながら、素敵な席次表を作ってくださいね♪*。
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