夜だからこそできる演出 ~ナイトウェディングをもっと華やかに~

夜だからこそできる演出 ~ナイトウェディングをもっと華やかに~

昼間の華やかに挙げる結婚式も良いけれど、夜に挙げる結婚式も美しいもの。夜だからこそできる演出が数多く存在します。 今回は、ナイトウェディングでできる演出をご紹介します。


ナイトウェディングとは?

夜に行う結婚式と披露宴のこと。夜だからこそ、キャンドルや花火、イルミネーションをふんだんに使ったゴージャスな演出が魅力です♡基本的には17:30~18時ごろから始まり、21時頃にお開きを迎えます。

キャンドルを使った演出

ユニティキャンドル

3本のキャンドルを、順番に灯していく演出。
両端の2本を両家に、真ん中のキャンドルを新郎新婦に見立てます。
まず、両端のキャンドルを、ご両親が灯します。次に、新郎新婦が両端のキャンドルをお互いに持ち、真ん中のキャンドルに2人で火を灯します。「二つの家族が一つになる」意味を持つため、とても感動的な演出です*

キャンドルサービス

新郎新婦がゲストのテーブルを巡り、キャンドルに火を灯していく演出。各テーブルの中心にあるキャンドルに順番に火を灯します。各テーブルをゆっくりと回るので、自然な流れでゲストとの会話を楽しめます♡

キャンドルは高さがあり華やかなテーパーキャンドルや、太さがしっかりあり長く灯るピラーキャンドルがおすすめ。太さがあるキャンドルは落ちる蝋も最小限に留めることが出来ます。細いキャンドルの蝋が落ちるのが気になる場合は「ワックスキャッチ」という専用の蝋落ちのアイテムを使うといいですよ◎

キャンドルリレー(ブローアウトセレモニー)

ゲスト1人1人に予めキャンドルを配り、隣のゲストへと灯りを繋いでいく演出。全員に回ったら、会場にいる全員の幸せを願って、一斉に吹き消します*ヨーロッパでは、灯りの数だけ、幸せをもたらす天使が降りてくると言われていました。願い事をしながら吹き消すと、その願いが叶う、幸せを封じ込めることが出来ると言われています。このキャンドルはゲストへのプチギフトとしてお持ち帰り頂きます♡

花火を使った演出

花火シャワー

1人ずつ花火を渡し、入退場を見送ってもらいます。花火がシャワーのように流れ落ち、とても美しい光景になります。フラワーシャワー、ライスシャワーの代わりに花火を使う場合も♪花火1本1本に、燃えにくい素材でミニメッセージを添えておくとオシャレです。火事にならないように、バージンロードに、等間隔で火消し用のバケツを置いておくのがいいでしょう。また、燃える危険性があるので、レンタルのドレスだとできないことも。事前に確認しておきましょう。
専門店の花火は煙が少ないものや、アロマ付きのものなど多種多様。シンプルな棒形だけでなく、ハートや星をかたどったものだと、より雰囲気が増します◎ウェディングだけの特別感が出せるアイテムなので、プチギフトとして贈るのもあり♡

花火文字(ライトペインティング)

花火を動かし、「HAPPY」「MARRY」など空中に文字を描きます。その瞬間をカメラで撮影すると、残像がそのまま光の文字となって写ります。現実ではありえない、ファンタジックな写真を撮ることが出来ますよ♡花火が不安な方は、ペンライトで代用できます◎
ハートマークや円形などの図形を描くのもオシャレです。特に円形の場合、2人のまわりを光がくるくると回るファンタジックな写真になります!2人で描ける物であれば、前撮りでも出来ますね!

イルミネーションを使った演出

ライトバックドロップ

たくさんの小さなライトを背景に撮る写真。画面全体がキラキラと輝く、ゴージャスな1枚に。
フェザーを合わせて使うことで、天使が舞うような幻想的な雰囲気に。フェザーは100円ショップなどで安価に手に入れることができます。

ライトガーランド

式場にある木にライトを下げると、人工的なイルミネーションと樹のナチュラルさがあいまって、まるで絵本のような雰囲気になります。樹が大きいほどメルヘンらしさが増します。

マーキーライト

「LOVE」などが作れる、英単語一文字ずつを組み合わせて使う大きなライト。「LOVE」ならば「O」をハート型に変えたり、お互いのイニシャルを作ったりと自由自在に組み合わせできます。
マーキーライトの光を調節することで、雰囲気を自在に変えることができますよ◎

~豆知識~ キャンドルについて

ナイトウェディングの必須アイテム、ほのかな灯りを演出してくれるキャンドルですが、実はこのキャンドルには、たくさんの意味が込められています*

■無償の愛
人々に暖かさを与えてくれるけれど、じきに蝋が溶け、全てなくなってしまうキャンドル。ここから「見返りはなくとも、相手に喜びを与える」、無償の愛としてイメージされています。

■導くもの
古来より「火には目に見えない、天使や妖精が宿っている」と伝えられています。2人を導く道しるべとして、悪魔を防ぐ魔除けの役割として、キャンドルを灯しましょう。不安な未来を優しく照らしてくれます。

■真の愛情の芽生えを示す
キャンドルサービスは、元はキリスト教の礼拝の一部でした。キャンドルを灯すことで、「光となって現れたキリスト」が誕生することを意味しているのです。この意味合いから、「真の愛の芽生え」「新しい命の祝福」を願っています。


いかがでしたか?
楽しい演出で、思い出に残るナイトウェディングにして下さいね!

この記事のeditor

現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!

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