夫婦で一生身に着けていくものである結婚指輪。
お家や車の次に高い買い物…なんて比喩されたりもしますが、いざ選びに行くとなるとたくさんの種類があって、金額もバラバラ。売り場で実物を見る前に、基礎知識を身に着けてから行くと選ぶ時もストレスフリーかもしれません。
結婚準備で忙しいプレ花嫁さんに向けて沢山ある指輪の種類と、選ぶ際に参考になる相場や予算の立て方についてまとめました◎おふたりの参考になりますように!
結婚指輪のデザインの種類
まずは、結婚指輪のデザインの大まかな種類を理解しましょう!結婚指輪には、大きく分けて5つの形があります。
■ストレート
男性からも人気の高い、ストレートタイプの指輪です。シンプルで飽きがこず、職場でも抵抗なく身につけられます。また、幅が細めのタイプが多いので女性の指を細く華奢に見せてくれるメリットもあり、どのような指の形でも似合うのが特徴です。シンプルな形のため、婚約指輪を含む様々な指輪と重ね付けしやすいのも魅力です。
■ウェーブ
流れるようにうねるラインが特徴の指輪です。
直線のすくないフォルムは、見た人に柔らかな印象を与えます。男性はストレート、女性はウェーブ、とデザインを変えると、夫の物と比較した時により女性らしさが引き立つでしょう。
また、指が短めの方にも似合うデザインとなっています。この形では小さなダイヤモンドがエターナルリングのようについているものも多く、デザインも幅広く選べるかと思います。ハーフエタニティのように、ウェーブに沿ってダイヤをはめ込んでも素敵です。
■V字型、U字型
アルファベットのV字のようなフォルムのデザインです。
それよりもう一段なだらかなラインがU字型と呼ばれています。V字・U字の頂点に視線が集中しやすいため、女性であれば指が美しく、長く見えます。男性にとっても、がっちりとした指も綺麗に見えると人気です。
■幅広
存在感がある幅広デザインは、目立ちやすく、華奢なデザインよりもボーイッシュなデザイン、柄を入れた個性的なリングを好む方に人気です。写真のように地金の面積が大きいので文字やデザインなど自由度が高いのも特徴です。内側に名前などを掘る場合、幅が狭いと文字数などの制限がありますが、幅広だと沢山文字を入れやすいというメリットもありますね。
逆に、幅広い指輪は目立つため、営業職など、お客さんの目を気にする方からは敬遠される傾向にもあります。
■エタニティー
ダイヤが全面に敷き詰められた、華やかで目を引くデザインの結婚指輪です。ダイヤが多く入る分、価格は高めになります。またダイヤが沢山使われているので、婚約指輪なしでエタニティーリングのみを買い、結婚指輪として日常使いされている方もいらっしゃいますね。
指の内側までダイヤがあるのは不便という場合は、外側のみにダイヤが入るハーフエタニティも人気です♡♡
結婚指輪の価格の相場
結婚指輪の価格の全国平均は、2人分合わせて23.8万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2015より)となっています。同じ調査のデータによると、夫の指輪の平均金額は11.7万円、妻は、13.9万円でした。妻の指輪では、ダイヤを入れるなど、装飾性の高い指輪を選ぶと価格も高くなりがちなので、金額に差が出ているようです。結婚準備でたくさんサーチしているプレ花嫁さんも気にかけるポイントですよね。
給料3ヶ月分はもう昔の話…?予算を立てるときの参考にしたい数字
婚約指輪の価格は、年収の約8%程度までが妥当というのが最近のトレンドのようです。バブル期の頃は「給料3ヶ月分」が相場だったとも言われますが、年代によって変化しつつあります。
また、先ほどの調査結果からも分かる通り結婚指輪の予算は年収に関係なく、2人分合わせて「20〜30万円」を見積もる方が多いようです。年収が高い方でも、大きな宝石がはめ込まれた指輪は引っかかったりして日常使いしづらい、などの理由でシンプルな指輪に落ち着く傾向があるようですよ♪
さいごに
結婚指輪は必ずしも夫婦でお揃いのデザインにしなければいけないということはありません。例えば、旦那さんが奥様に合わせたデザインの指輪を選んだけれども、お仕事の都合などで結局つけなくなってしまう…なんてことになるくらいであれば、男性も好きなデザインの指輪を選んで身につけるといいですね!
せっかくの結婚指輪ですから、おふたりで納得したデザインを長く使っていきたいですね。これから指輪を購入するおふたりが、お気に入りのデザインに巡り合えますように♡
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