結婚式・披露宴では、ウェルカムスピーチや謝辞、花嫁の手紙など二人がスピーチをするシーンがいくつか出てきます*
その際、お祝い事とされる結婚式では使わないほうが良いとされている言葉【忌み言葉】って知っていますか?【忌み言葉】とは、夫婦の別れを連想させたり、お祝い事には向かない不幸なこと、縁起が悪いとされる言葉のことを言います。
そんな結婚式では出来るだけ使わない方が良いとされている【忌み言葉】についてお話しします。
♡まずは、【忌み言葉】を知りましょう!
【忌み言葉】ってどんなものがあるの…?
代表的なものを紹介します。
■【夫婦の別れを連想させる言葉】
・終わる/終える
・帰る/帰す
・切る/切れる
・割れる/避ける
・別れる/離れる/消える
■【再婚を連想させる言葉】
・再び/再度
・繰り返し/繰り返す
・再三
■【重ね言葉】
・またまた/たびたび
・ますます
・くれぐれも
・いろいろ
日常、普通に使っている言葉でも、結婚式・披露宴はお祝い事ですので、不自然なほど無理にとは言いませんが、出来るだけ避けたほうが良いとされています…**
♡例えばどんなシーンで気を付けなければいけないの…?
そんなの気にしてたら、喋れない!!
確かにそうです!だから大切なシーンだけでも心掛けてみて下さい*
■ウェルカムスピーチ
■プロフィールムービー
■花嫁からの手紙
■謝辞
■プロフィールや招待状の挨拶文
忌み言葉は、絶対に使ってはいけない言葉ではありません…!
ですが、事前に考えておくことの出来るスピーチや原稿のあるもの、ペーパーアイテムなどで形に残るもの、位は予めCheckしておきましょう◎
♡知っておきたい!【忌み言葉】の言い換え例*
【忌み言葉】は分かりました…!
では、その表現を使いたいときは、どんな風に言い換えればいいのでしょう?
ここでは、よく出てくる言い回しをご紹介します。
■【スピーチ】
■最後に⇒結びに
■新たなスタートを切る⇒新たに出発する
■料理が冷めないうちに⇒料理が温かいうちに
■職場を離れる/辞める⇒家庭に入る
■披露宴は終了とします⇒披露宴はお開きをします
■いろいろな思いでを振り返り⇒たくさんの思い出を振り返り
■本日はお忙しいところ⇒本日はご多用のところ
■○○が嫌いでした⇒○○が好きではありませんでした
■繰り返しとなりますが⇒先ほど申し上げましたが
この他にもたくさんありますが、よく使ってしまうような例をいくつか挙げました*
■【プロフィールムービー/ペーパーアイテム】
■忙しい⇒いそがしい
文字にすると“亡”という字が含まれるため、目に入るコメントや文章ではひらがなに置き換えたり、“ご多用中”と言い換えたりします。
■去年⇒昨年
“去”という字は離別死別を連想させるため、“昨年”と言い換えます。
(ex.昨年入籍しました/昨年のお誕生日に…)
これは年賀状を送るときにも、使いますね*
■大学からは別々だったね⇒大学からは違う学校だったね
■益々好きになりました⇒見るたび好きになりました
■よく弟とケーキを分けて食べました⇒よく弟とケーキを一緒に食べました
ムービーやペーパーアイテムでは、スピーチとは違い、耳ではなく目から入ってくるので
使用する漢字/文字も合わせてCheckしてみて下さい**
♡【忌み言葉】はゲストとしてスピーチや余興をするときにも気を付けて!
自分たちの結婚式のときだけでなく、ゲストとして参加した結婚式でのスピーチや余興の際にも、忌み言葉を使っていないかどうかCheckしてみて下さい◎
■あの時は一緒に泣きましたね⇒あの時は一緒に涙しましたね
■いろいろな経験を共にしてきました⇒たくさんの経験を共にしてきました
■ドレスを着て益々キレイに⇒ドレスを着てさらにキレイに
■最後にお二人に⇒結びにお二人に
何度も言いましたが、忌み言葉は絶対に使ってはいけない言葉、というものではないのです!
ですが、【忌み言葉】というものがあるということを知っておくのは大切なことです◎
スピーチの原稿を書くとき、手紙を書くとき、ムービーを作るとき…
事前に準備が出来るものに関しては、少し頭に留めて置いて下さい*
ですが、大切なことは忌み言葉を使わないことでも、流ちょうに話すことでも、原稿を暗記することでもありません…!
一番大切なのは、来てくれたゲストの皆さんに、
\自分の気持ちを、自分の言葉で伝えること/
結婚式というこの人生の大きな節目だからこそ、伝えるべき想いを大切な人に、ちゃんと伝えてくださいね♡
ストロベリー編集部も、心から応援しています…♡
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
日本だけじゃなく、海外での可愛い花嫁さん情報も発信します!