アンティークな風合いや、素朴な可愛らしさを持つドライフラワーは、特にボタニカルテイストやラスティックウェディング、ガーデン風の披露宴にぴったり。「生花よりも長く楽しめるから記念にもなる」などの理由で取り入れる花嫁さんも増えています。
しかし一方で、「本当にドライフラワーで華やかになるの?」「色味がくすんで見えないかな?」「扱いが難しそう…」と不安になることもあるかもしれません。
この記事では、披露宴会場にドライフラワーを取り入れる際の魅力と注意点、そして失敗しないためのポイントをご紹介します。
ドライフラワーの魅力って?
なぜ多くの花嫁さんたちがドライフラワーを選ぶのか、その理由を見てみましょう。
■1. アンティークでおしゃれな雰囲気に
ドライフラワーの持つくすみカラーや独特の質感は、ナチュラルで落ち着いた印象を与えてくれます。生花にはない「時間の経過を感じさせる美しさ」が、披露宴を特別で大人っぽい空間に演出してくれます。
特に木製のテーブルやレトロなインテリアとの相性は抜群。季節感を取り入れやすいのも魅力のひとつです。
■2. 前撮りや当日、アフターまで使えるコスパの良さ
生花と違い、ドライフラワーは枯れないので、前撮りで使用したブーケをそのまま披露宴で使うことも可能です。さらに、式のあともインテリアとして飾っておけるのは大きな魅力。
「式後も思い出として残したい」「二次会でも使いたい」など、持続性の高さはドライフラワーならではのポイントです。
■3. アレルギーの心配が少ない
生花の花粉や香りに敏感な方でも、ドライフラワーなら安心して使えるケースが多いです。ゲストに妊婦さんや小さなお子様がいる場合にも、配慮として好まれることがあります。
ドライフラワーを取り入れるときのポイント
それでは、実際に披露宴会場にドライフラワーを使いたい場合、どんな工夫や準備をしておけばよいのでしょうか?
■1. 会場の雰囲気と合っているかチェック
どんなに素敵なドライフラワーでも、会場のテイストとミスマッチだと浮いてしまうことがあります。
たとえば、シャンデリアが輝くようなクラシカルなホテル会場では、あえて華やかな生花を選ぶ方がマッチすることも。一方、ナチュラル系やガーデン風の会場なら、ドライフラワーはしっくり馴染みます。
会場の雰囲気や装飾、クロスの色、照明などとトータルでバランスを見てコーディネートすることが大切です。
■2. 色使いは「くすみ×差し色」で華やかに
ドライフラワーは、全体的にくすんだトーンが多く、まとまりやすい反面、地味に見えてしまうこともあります。
そのようなときは、ポイントで白・ゴールド・テラコッタ・ネイビーなどの差し色を加えると一気に華やかになります。淡いグリーンやオフホワイトを組み合わせても、やわらかさが出て上品な印象に。
メインテーブルやウェルカムスペースには「主役感のある大きめアレンジ」、ゲストテーブルには「小ぶりで可愛らしいアレンジ」など、場所に合わせた演出も意識しましょう。
■3. 花材の選び方にこだわる
ドライフラワーには本当にたくさんの種類があります。バラやカスミソウ、ユーカリ、パンパスグラス、アジサイなど、どれを選ぶかで雰囲気がガラッと変わります。
● ナチュラル系:ユーカリ、ミモザ、カスミソウ
● エレガント系:バラ、アジサイ、ラベンダー
● ボヘミアン系:パンパスグラス、ルスカス
自分たちの式のテーマやカラーに合った花材を選ぶことで、統一感のある空間づくりが叶います。
ドライフラワーを使うときの注意点
ドライフラワーには魅力がたくさんある一方で、注意すべきポイントもあります。以下を押さえておくことで、トラブルを防ぎつつ安心して取り入れられます。
■1. 非常に繊細で壊れやすい
ドライフラワーは水分が抜けている分、とても壊れやすいのが特徴です。移動や設営のときにポロポロと花びらが落ちてしまうことも。
搬入はスタッフや装花業者さんにお願いし、当日の扱いに注意してもらいましょう。ゲストが自由に触れる場所にはあまり置かない方が安心です。
■2. ホコリや湿気に注意
ドライフラワーは静電気でホコリを引き寄せやすく、また湿気を含むと形が崩れてしまうこともあります。
前日から設営する場合は、会場の湿度管理や保管場所にも配慮を。また、式のあとに飾る場合も、直射日光や水回りは避けるなど、保存方法に工夫が必要です。
■3. 香りが少ない(もしくは独特な香りがすることも)
生花と違って、ドライフラワーは基本的に香りが控えめです。その分、アロマキャンドルやハーブで香りをプラスする演出もおすすめ。
ただし、一部のドライフラワー(特にハーブ系)は、独特の乾燥した香りがするものもあるので、事前に香りもチェックしておくと安心です。
こんな飾り方もおすすめ!
ドライフラワーは、アイディア次第でさまざまな形で活躍してくれます。以下のような演出も人気です。
● ウェルカムスペースにスワッグやリース
● 高砂ソファの背景にドライフラワーのガーランド
● ゲストへのプチギフトに小さなドライフラワー束
● ブーケ&ブートニアをお揃いのドライで統一
● ウェディングケーキにドライフラワーのデコレーション
生花ではできない持ち帰りや記念のアレンジもできるので、式後に自宅に飾って幸せな時間を振り返るのも素敵ですね。
まとめ♡
ドライフラワーは、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出してくれる、今注目のウェディングアイテム。上手に取り入れれば、ゲストにも「おしゃれ!」「二人らしいね」と喜ばれる素敵な空間が生まれます。
大切なのは、「自分たちの理想の空間」をしっかりイメージして、会場や装花スタッフと一緒に丁寧に準備していくこと。魅力も注意点も知った上で選べば、きっと後悔のない一日に近づけるはずです。


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