結婚式中、金魚のお世話係を命じられたブライズメイド
投稿者であるAさんは、親友Bさんのブライズメイドに任命されます。ブライズメイドに任命されるのは名誉なことだと喜んでいたAさんでしたが、まったく予期していなかった事態に巻き込まれていくことに……。
親友Bさんは自身の結婚式の各テーブルの真ん中に、花ではなく、金魚鉢に金魚を入れて飾りたいと言いだしたのです。
さらにその金魚は参加してくれた招待客全員にプレゼントするというプラン。
このプランを聞いたAさんは、結婚式中ずっと金魚たちが生き延びる保証はないことや、金魚を持って帰りたくない招待客が必ずいることなどをBさん伝えましたが、聞く耳を持ってもらえませんでした。
花嫁BさんはAさんに「結婚式中、金魚を管理するのがあなたの重要な役目よ。もし死んでいたら、気づかれないうちに生きている金魚と取り替えてくれればいいから」と指令したのです。
最終的に亡くなってしまった金魚の数、90匹
結婚式当日、Aさんの予想通り、結婚式中なんども亡くなった金魚の入れ替えが必要だった上に、ゲストたちは誰も金魚を持って帰りたがらないという始末……。
そもそも金魚の仕入れは花嫁Bさんがしていたものの、ゲストが金魚を持ち帰ることの出来る容器を準備していなかった上に、結婚式後にあまった金魚を持ち帰るための容器も準備していなかったのです。
ゲストが持ち帰らなかった金魚に加え、亡くなった金魚との入れ替え用に準備されていた金魚たち合計80匹が結婚式の後に残ることに……。新郎新婦は結婚式後、そのままハネムーンに出かけてしまうということから、まさかのAさんがすべての金魚をなんとかしなければならなくなったのです。
結婚式に参列したドレスのままペットショップへ。金魚に必要なタンクや餌、フィルターなどを購入し、なんとか金魚たちを家に持ち帰るも、結婚式から3日後には5匹にまで減ってしまい、その4日後には最終的には1匹だけが生き残ったそう。
最後に生き残った金魚は……
「結婚式に金魚を飾りたい」という自己中心的なアイデアを提案した花嫁カップルは、最終的に生き残った一匹の金魚が生きた年数5年よりも早く破局してしまったうえに、Aさんとの友情も金魚が生きているうちに壊れてしまったとAさんはストーリーを締めくくっています。
自己満アイデアでブライズメイドも招待客をも振り回したこの花嫁、みなさんがもしこの花嫁のブライズメイドだったとしたら、どんな対応をしたでしょうか?
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