ブライダルチェックとは
結婚、出産を希望している女性が異常なく出産できる身体かどうかを検査するためのものです。
検査内容は問診票の記入と採血、内診があります。
ブライダルチェックは大きく分けると2種類の検査があり、「妊娠出産に関わる婦人科系臓器の検査」と「妊娠出産に影響する病気の検査」があります。
これは2度検査を受けるわけではなく、1度の検査で分かることがほとんど。
何か疾患が見つかれば、それから細かく検査していくことになります。
検査内容は?
検査内容は大きく①問診②血液検査③内診の3つに分かれます。
それぞれどんな内容なのか、何が分かるのかを見ていきましょう。
■①問診票の記入
ブライダルチェックでは問診票の記入から始まります。
月経周期や基礎体温が分かる方がより正確な診断をしてもらえるので、メモやアプリで日頃から自分の身体を知っておきましょう*
〜問診票記入の例〜
・前回の月経開始日
・月経周期
・妊娠経験の有無
・出産経験の有無
・流産、人工中絶経験の有無
・持病の有無、現在治療中かどうか
・過去の大きな病歴
・薬剤や食べ物アレルギーの有無
妊娠や出産などの経験がある場合は、その当時の母子手帳が必要になるので、用意しておきましょう*
月経の周期などが正確に分からない人もいると思いますが、正確でなくても大丈夫です。
分かる範囲のことを書いていきましょう*
■②血液検査と③内診では2つの検査項目があります。
■1.婦人科系検査項目
内診、血液検査、超音波検査から膣や子宮の状態の確認、貧血や感染症、子宮筋腫や卵巣異常がないかどうかを見てもらいます。
婦人科に行ったことがある人は経験があると思います*
■2.疾患系検査項目
ブライダルチェックでは血液検査や内診によってがんなどの病気にかかっていないかを調べることができます。
・がん検診
・性感染症検査
・おりもの検査
・風疹抗体検査
・尿検査
主に上記の疾患を調べてもらうことが可能です◎
費用はどれくらい?
ここまで調べてもらえるとなると、気になるのはその費用ですよね。
婦人科によって値段は変わりますが、2万円前後が多いです。
また会社での健康診断で子宮ガンなどの検査が含まれている場合は、その分値段が安くなります。
基本的には保険が適用されないため、値段が高くなってきます。
時間がかかりそう…仕事していても行ける?
仕事が忙しいとわざわざブライダルチェックに行く時間がない場合もありますよね。
所要時間としては15分〜30分ほど。
そんなに時間はかかりませんが、人気の婦人科などは待ち時間が長いためもう少し時間がかかります。
また血液検査やおりもの検査はすぐに結果が分からないため、2週間後に結果を聞きに行く流れになります。
このときの所要時間は10分ほどです。
土日や平日の夕方からでも受けられる病院が増えているので、仕事をしていても大丈夫です。
男性もブライダルチェックができる!
男性もブライダルチェックができるのはご存知でしょうか?
不妊の原因は女性だけでなく、約半分は男性にも原因があるとされています。
一緒に婦人科に行くか、男性のみの場合は、泌尿器科で行うこともできます。
男性の場合も1万5千ほどかかります。
一人で行きにくい!という場合は女性と一緒に行った方が抵抗なく行けると思いますよ*
もし疾患が見つかったら…
一番心配なのは、何か疾患が見つかったときですよね。
妊娠できるのか不安になると思いますが、まずは早期発見ができたこと、これから体質改善ができることを考えましょう。
子どもは授かりものですから、いつ授かれるものかは医師でも分かりません。
前向きに捉えて、パートナーとこれからのことをよく話し合いましょう。
また不妊治療を行なっていく場合は助成金が出る場合もあるため、領収書を保管しておきましょう。
おわりに*
いかがでしたでしょうか。
近年は不妊症の人が増えてきています。
病院に行く勇気が出ない人も多く、発見が遅れているのも多い状況です。
妊娠を希望している場合は早めに病院に行って、自分の身体のことを知っておきましょう。
また日頃から月経周期や基礎体温を管理しておくことも大切です。
月経不順などは早めに医師と相談し、生活リズムの見直しや体質改善をしていきましょうね*
2人の将来のために、参考になれば幸いです**
卒花さんだからこその記事が好評。入籍前~挙式後の事まで
全てのプレ花嫁さんに読んで頂きたいお役立ち情報を発信!