内祝いを贈るべきケースと不要なケース
■必要なケース
・結婚式でいただいたご祝儀が高額だった場合
結婚式で料理や引き出物でおもてなしをしますが、それに見合わない額のご祝儀をいただいた場合は、後日に内祝いを贈ります。またご祝儀とは別にお祝いをくれた方にもお返しをするようにしましょう。
・結婚式には出席していないけれど、お祝いをもらった人
事情があって結婚式に招待できなかった、もしくは出席できなかった方から結婚祝いをもらった場合は、内祝いを贈りましょう。
・結婚式をしていないけれど、お祝いをくれた人
結婚式をしていなくても、結婚の報告を聞いてお祝いをくれる人もいますよね。そんな人にも内祝いを贈りましょう*
■不要なケース
・結婚式に出席し、引き出物を渡している場合
結婚式に出席していただいた場合は、料理を振る舞い、引き出物を渡しているため、内祝いを贈る必要はありません。しかし地域の風習によっても違うため、両親と相談して決めると良いでしょう。
・結婚祝いにいただいたものが少額だった場合
少額を結婚祝いとして受け取った場合も、内祝いを贈る必要はありません。少額なのに申し訳ないと相手に思わせてしまったり、結果として安い物を贈ってしまうことになるので失礼だと受け取られてしまうことも。お礼の言葉を伝えるか、ハネムーンでのお土産を渡す程度が良いでしょう。
・会社の制度でお祝いをいただいた場合
会社の福利厚生としてお祝いをいただいた場合は、内祝いは必要ありません。しかし、職場の習慣としてお祝いをいただいた場合は、お菓子の詰め合わせなどでお返しするようにしましょう。
内祝いにオススメの品物*
①カタログギフト
定番のカタログギフトはとても人気です。
贈った相手が好きなものを選べることができるため、満足度が高いです*値段や種類も豊富なので、お祝いの金額に合わせて贈り分けをすることもできます。
②商品券、ギフトカード
こちらも内祝いとして人気の商品です。
相手の好みが分からない場合にとても便利です。しかし、金額がハッキリと分かってしまうため、少額になってしまう場合は控えておきましょう。
③スイーツ
スイーツは金額や量などが自由に選べることができ、保管場所にも困ることがない人気の商品です。
日持ちのする物を選ななければなりませんが、スイーツは貰っても困ることがないものなので、喜ばれることがほとんどですよ*
品物を選ぶ際に気をつけるポイント*
上記でオススメの品物をご紹介しましたが、内祝いに贈る商品は様々あります。
2人が相手に合ったものを気持ちを込めて選ぶこともありますよね。内祝いに贈る品物にはいくつか気をつけておきたいポイントがあるため、そこを踏まえた上で選ぶようにしましょう◎
・割れる物や刃物はNG
お祝い事で贈るため、縁起の悪い言葉や連想させる物は避けるのが無難です。
ただし、最近では食器やグラスを贈る人も増えているため、相手の風習やマナーを知った上で贈ると良いでしょう。
・複数送る場合は奇数に
ご祝儀と同じく、偶数は別れを連想させてしまうため、複数送る場合は奇数にしましょう。
・縁起物を贈る
できるだけ縁起物を贈りましょう。
バームクーヘンやお米は縁起物として喜ばれる定番の品物です*
内祝いを贈る際のマナー!
・できるだけ早く贈ろう
お祝いを頂いたにも関わらず、お返しが遅くなるのはマナー違反です。
お祝いを頂いてから1ヶ月以内には内祝いを贈りましょう。
・金額は半返しが一般的
内祝いの品物は、頂いた品物の半額〜3分の1が一般的な目安です。
高額なものをもらった場合に高額で返してしまうと、相手に「あなたからの贈り物は不要です」と捉えられてしまうことも。あまり高過ぎないものを選びましょう。頂いた品物が少額だった場合は、必ずしも内祝いを贈らなければいけないわけではありません。お礼を言う、新婚旅行の手土産を渡すなどにしておきましょう。
・熨斗は内熨斗に
熨斗は外熨斗と内熨斗がありますが、内熨斗を選ぶようにしましょう。
控えめな印象になります。
おわりに*
いかがでしたでしょうか。
内祝いは贈る必要があるケースと不要なケースとありましたね。たくさんの方からお祝いを頂くと思うので、頂いた人と受け取った金額や物をリスト化し、誰にどんな内祝いを贈るかをメモしておくと良いでしょう。贈る際の品物のマナーもとても大切です。特に目上の人には気をつけるようにしましょうね。相手に喜んでもらえるような内祝いの品物が見つかりますように*
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