〔ベールとは〕
チュールやレースの素材から作られ顔や頭を覆うものをベールと呼び、
「魔除け」の意味を持ち古代ギリシャ・ローマ時代にはあったとされています*
結婚式での役割は新郎の元に辿り着くまでの間、花嫁を守るものとして「ウエディングベール」が使われています。
演出としては新郎が花嫁のベールアップを行うことで「二人を隔てる壁を取り除く」という意味があり、
花嫁のお母さんが「最後のお支度」という意味でベールダウンを行うのが人気です♪
またベールは形と長さで雰囲気やイメージなどががらっと変わるので
それぞれの特徴をしっかりわかった上で小物選びの際に役立てましょう♪
〔形〕
まずは大きく分けて2種のベールの形から選んでいきましょう*
■フェイスアップベール
フェイスアップベールは一番メジャーな形で花嫁の顔を覆い隠せるように折り返せるようになっているもの*
ベールアップやベールダウンを行うにはこのベールを選ぶことから始まります♪
コーム付きのものや二段になっているものなど様々*
ヘアスタイルによってコームを留める場所がかわったり
付ける高さによってベールアップ後のイメージが変わるのでヘアメイクリハのときにしっかり確認を*
マリアベール
お顔を隠さないスタイルのベール*
聖母マリアが付けていたことから〔マリアベール〕と名付けられました◎
お顔回りにベールの縁に施されたレースなどのデザインが花嫁を更に輝かせます**
ただ、マリアベールは顔を覆わないので基本的には「ベールアップ」や「ベールダウン」などの演出はできないのでお気を付けくださいね*
マリアベールはドレス自体がシンプルなデザインや、すっきりしたデザインのドレスに合わせるとより魅力を発揮できるベールです**
〔長さ〕
形が決まれば次は長さです*
選んだドレスのデザインやチャペルの雰囲気などに合わせて選ぶベールの長さ♪
■ショートベール
二の腕を隠せるほどの長さのショートベール*
アップスタイルやアクセサリーは控えめにして顔周りや全体をスッキリとした印象を作れることや、合わせるヘアアクセサリーなどで可愛らしいイメージに仕上げることができるベールです♪
ガーデン挙式などのカジュアな雰囲気の式にピッタリです♡♡
ショートベールはどんなドレスにも合わせやすい優れもの**
カジュアルなドレスに合わせればベールがさらにドレスを際立たせてくれますね♡♡
■ロングベール
格式高いチャペルや重厚感のある会場にオススメはロングベール*
ウェディングドレスのバックトレーンのデザインとベールのデザインの相性が大事◎
レッドカーペットなどが印象的な会場ではバックスタイルのお写真にベールがさらに際立ちます。
ポイントはドレストレーンよりベールが長くなることを意識して*
前撮りなどでも活躍するのがロングベール*
カメラマンさん、アシスタントさんが息を合わせてベールを広げるショットはロングベールだからこそのワンカット♪
ただ、撮りたい!と思い立って当日突然持込むと準備ができない可能性もあるのでしっかり事前に確認していきましょう*
■ミドルベール
ミドルベールお尻ぐらいまでの丈感のもの♪
カジュアルすぎず、でも重たくもなりすぎないアイテム*
少しかわいい雰囲気を強くしたい花嫁さんや、ドレス自体のトレーンのデザインを活かしたい花嫁さんにオススメです♡♡
なんといっても万能なミドルベール♡♡
バックスタイルにこだわったウェディングドレスに合わせればドレスもしっかり魅せられることで、
ドレスのデザインも幅広く合わせることができます*
またロングベールだと動きにくそう…
ショートベールは少しカジュアルすぎる…
と悩んでいる花嫁さんはまずはミドルベールから合わせてみましょう♪
いかがでしょうか♡♡
ベールは形と長さで雰囲気がとってもかわります*
次はデザインに特化してご紹介させていただきますね♡♡
花嫁さんが運命のベールに出会えますように♪
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