結婚式招待状のマナーって?
■送付時期
結婚式当日の2~3ヶ月前が招待状を送付する目安とされています。招待状を渡すのが遅れるとゲストに別のスケジュールが入ってしまい、結婚式に出席できない人が出てきてしまうかもしれません。最近では、事前にLINEなどで結婚式の出欠確認をする人も多いですが、確認したからといって招待状が届かなければゲストも不安になってしまいます。。。ゲストの印象も悪くなってしまうので、2~3ヶ月前には送るようにしましょう!ちなみに、招待状の返信期限は結婚式当日の1~1.5ヶ月前が一般的といわれています。
■宛名
招待状の準備をする前にゲストの名前の漢字を改めて確認しておくことが大切です◎普段は新字体を使っていたとしても本名は旧字体を用いている場合もあるので、しっかりと確認をしましょう。
また招待状の宛名は、毛筆もしくは筆ペンによる手書きが基本とされています。毛筆がマナーとされているのは毛筆の太く濃い文字は、縁起が良いとされているからです*そのため、ボールペンなどの細い文字はマナー違反となっています。もし、毛筆での手書きに自信がない人や多くの招待状を送る場合は、筆耕を依頼したり、パソコンで印刷したりしても構いません◎一通一通思いを込めて毛筆で書くのが望ましいとされていますが、依頼することで時間の短縮にもなるので、忙しい花嫁さんにはピッタリです!
ちなみに、手渡しの場合は、住所を書かずに名前のみを書きます。住所を書いた状態で手渡しをすると郵送するつもりだったが会ったついでに渡した、という意味合いになってしまうので、マナーに気を付けましょう*
■切手
切手は招待状を送る封筒と、返信用ハガキに1枚ずつ必要です。お祝いごとなので一般的な切手ではなく、鶴や松が描かれた慶事用の切手が良いとされています*慶事用以外にも季節によってデザインが変わるグリーティング切手やキャラクター切手を使用したり、オリジナルデザインの料金別納郵便を作ったり、という方法もあります。
招待状は何部用意する?
基本的に一家族、夫婦に1部用意します。同じ住所のゲストには基本的に1部ずつということになります。自分たちで宛名書きをする場合は、間違えてしまう可能性もあるので、枚数に余裕を持って用意しましょう*
両親や家族にも招待状を渡すの?
両親や未婚の兄弟姉妹は、ゲストを招く主催者側なので必ずしも用意する必要はありません。親戚などから当日の詳細を尋ねられた場合のことを考えて1部渡すのもおすすめです◎また、結婚式の記念に残しておきたいと思う人もいるので、招待状を出す時に聞いておくのも良いかもしれません。
招待状の投函方法は?
ポストへ投函すると、他の郵便物と重なって汚れてしまったり、雨の日は水に濡れて宛名が滲んだりする可能性もあるので、郵便局の窓口に持って行くのがおすすめです◎また、重さによって切手の値段も変わるので、料金不足のような不備を防ぐことができます。
結婚式の招待状は、ゲストへの最初のおもてなしです♡招待状の準備をスムーズに進めるためにも必要な確認事項をしっかりとおさえてスケジュールを立てましょう!細かな確認や作業が多いので、早めに取りかかるのがおすすめです。
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