昔と今では違う嫁入り道具事情!~最近の傾向から見る今必要になるモノ~

昔と今では違う嫁入り道具事情!~最近の傾向から見る今必要になるモノ~

「嫁入り道具」という言葉を聞いたことはありますか?もしかしたら母親から聞いたことがあるかもしれませんね。そもそも嫁入り道具は必要なのか?必要なら今ではどんな品を用意するのか?そんな疑問から昔と今の嫁入り道具を調べてみると現代で必要なモノは全く違いました!


「嫁入り道具」という言葉を聞いたことはありますか?
もしかしたら母親から聞いたことがあるかもしれませんね。
家に鏡台があったお家も多かったはず!
最近では鏡台を持っている人も少なく、「嫁入り道具」という言葉も馴染みがなくなってきましたね・・・

そもそも嫁入り道具は必要なのか?
必要なら今ではどんな品を用意するのか?

そんな疑問から昔と今の嫁入り道具を調べてみると現代で必要なモノは全く違いました!
嫁に行く娘に何を持たすか考えているご両親、必見です*

そもそも、嫁入り道具とは?

そもそもの嫁入りというのは、女性が男性の家に嫁に入るということです。女性が新生活で困らないように持っていく家具のことを嫁入り道具と言います。本人が用意することもありますが、ほとんどは両親が娘を思って用意します。

昔はこの嫁入り道具を男性側から渡される結納金を使って準備していました。そのため、男性側の家から「これは持っておいてほしい」などの希望から準備することも。今でも地方によってはこの風習が残っています。
結婚する際に相手側に確認すると良いですよ*

昔の嫁入り道具の定番とは?

昔定番だった嫁入り道具はどんなものがあったのでしょうか。伝統的に用意されていたものは主に3つです。

①婚礼家具

一般的に用意されていた家具は「鏡台」と「桐たんす」です。ご家庭によっては母親が持っていたという方も多いのではないでしょうか?

鏡台は3面鏡と引き出しがセットになっている家具です。昔は着物をよく来たので、どの方面からも見ることができる3面鏡が使われていました。

桐たんすは着物をたくさん入れる家具ですよね。今でこそ、着物の習慣がなくなっていますが、当時は女性がたくさん着物をもっていました。

②婚礼布団

定番だった布団。新生活には欠かせないものですよね。高級な生地を使った、華やかなものを持たせるのが一般的だったそうです。家にもそんな布団が小さいころありましたよね。
また、一緒に用意していたのが、お客様用の布団と座布団だそう。冠婚葬祭時に必要になりがちだったので、多めに用意することがほとんど!現代では広いお座敷や押し入れがないと、用意できるものではありませんが、昔ですと納得の準備物ですよね。

③着物

冠婚葬祭で着る着物ですね。
主に「黒留袖」「喪服」「訪問着」などを用意していました。着物は欠かせないものとして、一式揃えていたようです。

昔はなかなか高級感溢れるものばかり取り揃えていたようですね!どれも欠かせないものとして用意されていたそうですが、今でもその風習が残っている家庭もあります。特に着物は一式揃えて下さいというご家庭があるので、事前に確認しておきましょうね。

最近の嫁入り道具ってなに??

現代ではどんな物を用意しているのでしょうか?
ライフスタイルも家も変わっていますよね。
しかし大きく変わっているところもありますが、あまり変わっていないところも!
今の定番道具をご紹介します*

寝具

婚礼布団ではなく、ベッドを用意することが多いようです。
また、豪華な生地を使った布団ではなく、リーズナブルな布団を用意するカップルがほとんど*お客様用の布団や座布団は、ライフスタイルの移り変わりで用意することはなくなりました。お座敷があるお家に住んでいるカップルが減ってきたことが大きな原因のようです。

家電

現代らしいものですよね。昔でいうところの鏡台や桐たんすにあたりますが、今では洗濯機や冷蔵庫などといった新生活で必需品になるものを用意する傾向が多いようです。

喪服

着物を用意する習慣はなくなってきましたが、喪服は必須です。
嫁いですぐに法事がある場合もあるため、準備をしておいて越したことはないでしょう。また、冠婚葬祭用ということでパールや数珠、袱紗も準備しておくと良いでしょう。結婚すると使う場面は多いです。

昔と現代の嫁入り道具の違い*

生活スタイルが変わり、住む家も変わってきたことから必要な物が変わってきたことが分かりましたね。今ではクローゼット付きの部屋、座敷がない部屋は多いことから自然と座布団はなくなってしまい、着物もレンタルできるようになったことから必須ではなくなってきました。何を準備したら良いだろう?と悩む人もいると思いますが、特に相手側からの希望がない場合は現代のライフスタイルを重視すると良いでしょう*

おわりに

いかがでしたでしょうか?
昔と今で移り変わりがありましたね。
基本的に嫁入り道具は、親が娘が快適な新生活を迎えることができるように準備するものですので、どれも「必ずこれを用意しないといけない」という決まりはありません。地域によっても用意するものは変わってくると思います。結納をする家庭も減ってきているので両家でよく話し合い、嫁入り道具は決めていくと良いでしょう*

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嫁入り道具 結納 婚礼

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