基本のデザイン
指輪の形、デザインは下記のようなものがあります。
・V字
手の甲へ向かってV字形をしたデザインです。
・ストレート
リングのアームが真っ直ぐなストレートの形状です。もっともシンプルで定番です。
・ウェーブ・S字ウェーブ
リングのアームラインがS字型のものです。その曲線によって優しい印象になります。また、指の太さを強調しないデザインです。
・エタニティ
リングの周りにとぎれなく同サイズ、同カットの宝石を留めたデザインです。途切れることなく並んでいることで「永遠の愛の象徴」と言われています。
色々あって迷いますよね~!実際にお店で試してみて似合う形を探してみて下さい♡
セッティング
ダイヤモンドなどの宝石をアーム(腕、枠)に留める方法も色々あります。代表的なものをいくつかご紹介しますね。
★ソティリア、立て爪、ひとつ石
立て爪とは、石座にのせる一粒の石を数本の爪で留めるセッティング方法のことで、プロングセッティングとも言います。立て爪のリングは、6本、4本の爪のものが婚約指輪として代表的な形で、「ソリティア」「ソリティール」「ひとつ石」とも呼ばれます。
★パヴェ(パヴェセッティング)
パヴェは、フランス語で「石畳」「敷石」という意味です。リングのアームに複数の小さなダイヤモンド(メレダイヤモンド)を隙間なく敷き詰めた華やかなセッティングのことを言います。「パヴェ」または「パヴェセッティングリング」と呼ばれ、このうちリングの周りにパヴェを施したものを「エタニティリング」と呼び、半分のものを「ハーフエタニティリング」と呼びます。
★メレ付き(メレ)
メレ付きのリングというと、真ん中にある宝石を引き立てるように小粒のダイヤを散りばめたタイプを言います。メレ付きにおいて小粒ダイヤの量はソリティアとパヴェの間くらいで数によって印象が異なります。
★ベゼルセッティング(ベゼル留め)
ダイヤモンドを爪で留める代わりに、ダイヤモンドを囲うように台を作り、低く伏せ込んであるセッティング方法です。爪が無いため洋服などへの引っ掛かりが少ないです。
★テンションセッティング
立て爪や石座がなく、地金の張力による圧力を利用してダイヤモンドの両端を左右2ヶ所から支えるセッティング方法で石が空中に浮いているように見えます。
★彫り留め
地金に直接宝石を埋め込んで石を留める方法です。「鏨(たがね)」と呼ばれるノミを使用して地金面を数箇所彫り、石を埋め込み、起こした爪で石を留めます。
★伏せ込み
リングの地金に穴を掘り、石を取り囲むようにして留めるセッティング方法です。出っ張りが少なく引っ掛かりにくいので、普段使いに適しています。
カラーストーンを使った婚約指輪
日本では婚約指輪といえば色味がないので合わせやすいダイヤモンドという方が多いですが、ルビー、サファイア、エメラルドなどのカラーストーンも婚約指輪として用いられています。特に人気なのがエメラルド、ルビー、サファイア、真珠です。例えば、女性が好きな色のカラーストーンを用いた婚約指輪を選んだり、女性の生まれ月の誕生石のものにしたりしても良いかもしれません。
月別の誕生石
・1月 ガーネット
・2月 アメシスト
・3月 アクアマリン、コーラル、ブラッドストーン
・4月 ダイヤモンド、クォーツ
・5月 エメラルド、ヒスイ
・6月 パール、ムーンストーン
・7月 ルビー
・8月 ペリドット、サードニックス
・9月 サファイア
・10月 オパール、トルマリン
・11月 トパーズ、シトリン
・12月 ターコイズ、ラピスラズリ、タンザナイト
婚約指輪の種類は限りなくあるので、これが全てオーダーメイドとなると無限大のデザイン数になります。大切にしたいものですから細部までこだわりたい!と思い、オーダーメイドにするとお金もちょっとお高くなりがちですのでセミオーダーにて好みのアレンジを加えるのも人気です。色々見ていると迷ってしまうので、購入前に予算と理想のイメージを決める事がオススメです。高いお金をかけることが良いのではなく、何より一番なのはこれからの愛を誓う「気持ち」が大事だと思います♡
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!