重要なアイテム選びの一つである引き出物*ゲストの方へのおもてなしになるため、何が喜ばれるか悩みますよね。定番はカタログギフトですが、中身が伴っていないものだとゲストの方ががっかりすることも…せっかく足を運んでくれたゲストには素敵なものを贈りたいですよね。
そこでこの記事では「これは嬉しい!」と思ってもらうための引き出物選びのポイントをまとめました*今悩んでいるプレ花嫁さん、熟読して下さいね♪
引き出物とは??
平安時代、大切な客人が帰る際に馬を庭から引き出して贈った慣わしから、始まったと言われています。時代が変わるにつれ、馬が金品や品物に変わっていき、現代の引き出物の形になりました。どの時代でも、大切な人が帰るときの手土産とされており、おもてなしに欠かせないものでした。現代の結婚式の引き出物の意味もそのままですよね*そのため、引き出物選びはとても大切なアイテム選びだと言えます。
引き出物品数は3品が基本
引き出物は一般的に
① 記念品
② 引菓子
③ 縁起物
の3品を用意します。
地域によっては5品用意するところもありますが、大切なのは「割り切れない数」を贈ることです。
結婚式では割り切れない数字を贈るのがマナーです。
また縁起物はその品物に縁起があるものを用意します。代表的なのは紅白まんじゅうですよね。縁起物は様々あるので、プランナーに相談して決めていくと良いでしょう*
引き出物の贈り分け
最近では多くのカップルが贈り分けというスタイルを取っています。
以前は出席して頂いたお返しとして引き出物を用意していることが多く、ゲスト全員に同じ引き出物を用意していましたが、最近では「相手が喜ぶもの」を意識する傾向があり、よりクオリティが高いものを選ぶようになってきています*そのため、贈る相手によって引き出物の内容を変える「贈り分け」スタイルが一般的になりつつあります。
贈り分けの基準は主に以下の3つで分かれることが多く、金額の相場や内容も相手によって変わってきます。基本的な相場は披露宴の飲食費の3分の1が目安となっています*
■主賓や上司
金額の相場:5,000円~10,000円
上司の方にはお礼も含めて、友人や同僚と差を付けた引き出物を贈る方が多いです。
主賓はさらにランクアップしておくと失礼がないでしょう。引き出物の内容は、好みが分からない場合が多いため、流行に左右されない物、上質な実用品を贈るようにしておきましょう*クオリティの高いビジネス品や、とっておきの日に使える特別な物が好まれます。
■親族
金額の相場:7,000円~120,000円
親族は両親を含め付き合いが長いため、失礼のないように引き出物をランクアップさせる方が多いです。ご祝儀も多く包んで頂くことが多いので、他のゲストに比べて一番良いものを選んでおくと両親の顔を立てることができます。引き出物の内容は実用性を重視したものを贈ると良いでしょう。特別な時に使う物ではなく、日ごろ使える物がベストです*
■友人や同僚
金額の相場:3,000円~5000円
友人や同僚から頂くご祝儀は平均2万円~3万円程のため、引き出物も控えめにするのが一般的です。流行を取り入れた物やワンランク上の日常品を贈ると、普段使いもできるため好評です*新郎のゲストと新婦のゲストとで内容を変えても良いと思います◎
もらって嬉しい引き出物とは?
代表的なものは「自分では買わない物」「家族が喜ぶ物」が取り揃えられているカタログギフトです*新郎新婦が選択する上で楽な点と、ゲスト自身が気に入ったものを選択できる点でカタログギフトが選ばれています。
対して、重たいものやかさばる物は嫌がられる傾向にありますが、年配者によっては「引き出物=重たいもの」という考えを持っている方もいます。親族の年配者などには配慮がいる必要性もあるため、両親に相談して決めましょう*
地域によって違うマナー
引き出物は地域差ができるものです。お互いの出身が違う場合、必ず両親に相談し、違いがないか確認を取りましょう。双方で違いがある場合、新郎側と新婦側で内容を分けておくと失礼になりません。独断で引き出物を決めてしまうと、年配者の方は失礼に思う場合もあります。マナーを守り、ゲストの方が快く受け入れられるものを選びましょう!
まとめ*
引き出物の選び方についてご紹介しました*
引き出物は新郎新婦からゲストへ贈る大切なおもてなしです。一人一人に合ったものを選択し、ゲストが喜ばれるものを贈りたいですよね。全ての方の好みを把握することはできませんが、近づけることは可能です*
適当に選ぶことはせず、一つ一つ丁寧に選んでいきましょう。引き出物はゲストにとって帰宅してからの楽しみです。喜ぶ姿を思い描きながら、素敵な引き出物を贈って下さいね♡
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