小切手に金額を書き間違えた!?
オーストラリア出身で現在イギリスに暮らす女性Aさんが、自身の結婚式のご祝儀を巡り親戚と気まずい雰囲気になっている様子をインターネットの掲示板に投稿。
新婦Aさんとその夫で新郎のBさんが結婚式の後、招待客たちから受け取ったプレゼントやカードを開封していたときのこと。その中には、Bさんの親戚夫婦からのお祝いのカードもあり、カードの中にはご祝儀として英160ポンド(約2万3500円)と記した小切手も同封されていたそう。
日本のように高額のご祝儀を渡す文化のないイギリスでは、2万円を超えるお祝い金はかなりの大金。AさんとBさんは「わあ! すごくたくさんお祝いを包んでくれたんだ。でもあの親戚夫婦はお金持ちだから、きっと彼らにとっては普通のことなのかも」とそれほど驚いてはいませんでした。
しかし事件は3か月後に起こります。新郎新婦に「寛大な」プレゼントをくれたはずの親戚夫婦が、2人に連絡してきたのです。そしてその内容は「実は小切手に英16ポンド(約2350円)と書くはずだったのに、間違えて『0』を書き足してしまった。だから差額の英144ポンド(約2万1150円)は返金してほしい」というもの!
いくら書き間違えてしまったとしても、「3か月後」に返金してほしいと連絡してくるなんて、なかなかのメンタリティ……。とは言え、波風を立てたくなかった新郎新婦の2人は、書き間違えたことで発生した2万1150円の差額を返金したというのです。
「恥知らずもいいところ!」とネットユーザーたちの怒りの声も
このAさんの投稿にあるネットユーザーは「呆れてものも言えないわね。そもそもご祝儀がいい年の夫婦からたったの英16ポンド(約2350円)って!? 冗談でしょ!? 恥知らずもいいところだわ。しかもお金を返してほしいと電話してくるなんて。本当に信じられないわ」と怒りのコメントを残していました。
この状況、もはやご祝儀として受け取った2350円すら返金したいくらい。結婚式のご祝儀やプレゼントを巡ってはしばしば議論が展開されるものの、このケチ夫婦を超えることはなかなかありえないかもしれませんね。
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