世界最大のハンドメイドオンラインサイトEtsyの最新レポートによると、誕生石をあしらった婚約指輪を探すユーザーたちが急上昇しているそう。
その理由は「ダイヤモンドよりも誕生石の方がより個性的であること」「似たような婚約指輪がつまらないと感じる人が増えてきていること」「同じ値段を支払った時にダイヤモンドよりも誕生石の方が大きな石を指輪にあしらうことができること」。
この誕生石の婚約指輪はこれからもどんどん伸びていくと予想されています。
伝統的なウェディングスタイルよりも個性的、新しいスタイルを求める人が急増中
挙式や披露宴なども従来の伝統的なスタイルにとらわれず、個性的で新しいスタイルを求める人達が増えてきているのはみなさんもご存知なはず。
それと同じく、婚約指輪もダイヤモンドに限らず、人とは違うユニークなデザインの指輪の人気が高まってきているというわけです。
誕生月によっては誕生石が一つではなく、いくつかの中からチョイスできる月も! 一つ謝らなければならないのは、4月生まれの方の誕生石はダイヤモンドですから、誕生石を選ぼうとも、伝統的な婚約指輪を選ぼうとも選択肢はダイヤモンドになってしまうこと。個性を求めるのであれば、リングのデザインで勝負することになりそうです。
問題は宝石の硬さによっては毎日身につけることが不可能な石も
ただ誕生石のリングを選ぶとなると問題なのは、石によって硬度が違うということ。婚約指輪にダイヤモンドが採用されてきたのは、美しさはもちろんのこと、硬度が高く、傷つきにくい、壊れにくいという理由もあります。
そのため、誕生石が硬度の低い石だった場合には毎日着け続ける指輪には向いていないことも……。宝石の硬さは1から10までの「モース硬度」によって比較するのですが、7.5以上の硬度がある宝石が普段遣いにも耐えられる婚約指輪に向いている石だと言われています。
代表的なダイヤモンドの硬度は10であるのに対し、7月の誕生石ルビーは9、9月の誕生石サファイヤと3月の誕生石アクアマリン、11月の誕生石トパーズは8であるため軽く基準値をクリアしているのですが、6月の誕生石パールは2.5、10月の誕生石オパールは6と毎日つける指輪としては不向きなのです。
モース硬度のスコアは7.5以下の場合には、特別なお出かけの日に身につけるという形になるでしょう。
「自分の誕生石が大好き!」という方は、彼に誕生石付きの婚約指輪をお願いしてみるというのもありかもしれません。
海外でのウエディング事情や珍しい出来事
結婚式あるあるなど結婚に関わるコラムを掲載中