神前式ってなに?
神前式は基本的に神殿で行われ、神様に愛を誓うタイプの挙式スタイルです◎「お二人の親族同士が結びつく」という考えのもと式が行われることになります。1番最初に行われたのは明治33年、日比谷神社にて大正天皇のご成婚が起源と言われています。厳かな雰囲気の中、日本の和を感じながら結婚式を挙げることができるので、最近では外国人カップルからも人気なんですよ♡♡
神前式の流れ
それでは神前式はどのように行われていくのか順番にご説明していきますね。
■参進の儀
神職と巫女に導かれながら新郎新婦、ご両親、親族の順番で本殿に向かいます。
■入場
神殿に向かって右側に新郎側の親族、左側に新郎側の親族が入場します。その後新郎新婦、仲人、神職が入場します。
■修祓の儀
神職が祓い言葉を言い、身の汚れや汚れを払って清めてくれます。
■祝詞奏上の儀
神職が二人の結婚を神々に報告し、幸せがこの先ずっと続くように祈ってくれます。
■三々九度の盃
大中小の3つの盃が用意され、その盃に入れられたお神酒を新郎新婦さんが交互に飲みます。お神酒には子孫繁栄と魔除けの意味も込められているんですよ。
■指輪の交換
もともとは神前式では行わないものでしたが、希望する新郎新婦さんが多かったので取り入れられるようになったそうですよ。
■誓詞奏上
これはキリスト教式でいう誓いの言葉です。神様へ二人で夫婦になることを誓います。
■玉串拝礼
少し複雑な所作が必要になりますが、全て丁寧に巫女さんが教えてくれるので安心してくださいね!こちらも神前式には必要不可欠な儀式です。
■巫女の舞
お二人の門出を祝って舞を舞ってくれます。
■親族盃の儀
巫女さんが親族全員にお神酒をついでくれるので、全員で起立して3回で飲みます。
■斎主あいさつ
神職が式を執り納めたことを神様に告げます。
■退場
神職、新郎新婦、仲人、親族の順番で退場していきます。
以上が神前式の式次第になります。言葉だけを見ると難しいように感じますが、全て一から丁寧に説明してくれるので安心してくださいね♪
神前式を挙げられる場所
神前式は神社だけでなく、ホテルや専門式場の中に入っている館内神殿でも挙げることが出来ます。それぞれの場所で挙げるメリットをご紹介します。
■神社で挙げるメリット
・神社ならではの厳かな雰囲気を味わうことが出来る
・地元で縁のある神社で挙げられる
・伝統的で本格的な結婚式が叶う
■ホテルや専門式場で挙げるメリット
・挙式から披露宴までの移動の負担を減らすことができる
・遠方からゲストを問題なく読むことができる
・雨の日でも問題なく執り行うことができる
それぞれによって神前式を挙げるメリットが違ってきます。神社で神前式を挙げることは伝統的で厳かな雰囲気を味わえるのが1番の魅力でしょう*ホテルや専門式場で神前式を挙げると移動などゲストへの負担を少なくすることができます◎お二人に合った会場を決めることが大切ですよ♪
神前式での衣装
神前式をするのであれば基本的には白無垢、色打掛、引き振袖が一般的です◎まれにウェディングドレスを着ている人もいますが、せっかく神社で式を挙げるので和装の方が目立つのでオススメです◎
■白無垢
花嫁さんならではの清純な雰囲気をまとうことができます*
■色打掛
とても華やかなのでゲストからの目を惹きつけることができます◎色や柄のバリエーションがとても多く、和装の中でも最も華やかな衣装だと言えますね。
■引き振袖
和装の中でも少し大人っぽい雰囲気になります。引振袖は豪華な帯がポイントなので、帯の柄や結び方によって全く違う姿を見せることができますよ♪
神前式を挙げるメリット
■特別な雰囲気を味わえる
神前式では親族を呼ぶケースが多いですが、二人だけで式を執り行うこともできます◎特別な雰囲気を味わうことができるので、結婚式後に毎年神社に訪れるカップルもたくさんいるんですよ♡
■大和撫子で晴れ舞台を彩る
和装を着る機会はなかなかありません。ウェディングドレスとは全く違う大人っぽく、上品な美しさを見せることができる場所はとても素敵です*
■伝統的な式だから親族に喜ばれる
神前式は明治時代から行われているものなので、とても伝統的なもの*だからこそ親族の方に喜ばれますよ♡
まとめ♡
今回は神前式の基本的なことについてまとめていきました。チャペルとは違って、和を感じられる神殿で厳かに式を挙げることができるのが1番の魅力ポイントです◎和装を着る機会もほとんどないので、華やかな色打掛や引き振袖、真っ白な白無垢でその日をキレイに着飾ってみませんか?♡きっと新郎さんも和装の花嫁姿に惚れ直しちゃうかも!?♡神様に愛を誓うというのもとてもロマンチックですよ♡
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