ナイトウェディングとは?
夜に行う結婚式と披露宴のこと。夜だからこそ、イルミネーションをふんだんに使ったゴージャスな演出が魅力です。神前式の場合も、神社によっては夕方から行えるところもあります。
メリットは?
■キャンドルやイルミネーションで飾ることが出来る
昼間の日常とは違う、幻想的な空間を演出できます。
キャンドルの光はリラックス効果をもたらすとも言われています。イルミネーションの色はあまりカラフルにせず、温かみのあるイエロー、白を軸に使うと上品になります。
■夜景、夕焼けが美しい
都市部ではビル街を背景に出来ます。星空は天候に左右されたり、都会では見えにくかったりと、難しい傾向にあります。夜景はよほどの雲や霧が出ない限りは美しく見せることができます。大きな窓のある式場では、夕暮れを背景に披露宴、ということもできます。自然のオレンジ色で照らされる様子はとてもロマンチックです。
■間接照明を使った演出が出来る
ナイトウェディングをするなら、貸し切りの会場を是非候補に♪
ゲストを迎えるスペースにキャンドルや照明を加えるだけで、とってもオシャレに演出*プールがある会場では光を当て、天井や壁などに波の波紋を映した様子は幻想的でオススメ!間接照明も、しっとりした雰囲気を出すことが出来ます。貸切ならでは、会場全体でゲストをうっとりさせる演出が出来ます◎
■花火を使った演出が出来る
花火が最も映えるのは夜。夏でも冬でも、豪華に挙式を彩ることが出来ます。
打ち上げ花火を使えば盛大に、手持ち花火はゲスト一同で楽しむ演出ができます。手持ち花火の場合、見た目が派手なスパークリングタイプがおすすめです。ただし、火の始末や煙には注意が必要です。
■仕事と両立しやすい
夕方から開始するため、ゲストの仕事が終わる時間帯から開始できるのが大きなメリット。午前中から移動・準備しなければいけない昼間とは違い、余裕を持って来場することができます◎
■天候に左右されにくい
例え雨の日でも大丈夫!雨の粒がイルミネーションに反射し、よりいっそう輝きます。雪の場合も、夜の闇と白い雪のコントラストはとても美しいです。昼間だと少し湿気た感じになってしまう悪天候も、ナイトウェディングならばメリットに変えることが出来ます。
■費用が安い
費用も昼間と比べて安くすることが出来ます。
また、夜は暗いため、どうしても豪華な花は照らしきれません。必然的に装花のボリュームも昼間に比べると抑える事が出来ます。装花を用意する場合は、ある程度の暗さでも分かる、白など明るい色の花がおすすめです。ポイントを決め、イルミネーションを引き立てるくらいの花を用意すると良いでしょう。濃い色やダークな色合いの花は影と同化して見えにくい点も。
デメリットは?
■ゲストの年代に注意しなければならない
子供や年配の方々は、疲れが出やすいです。21時以降は普段寝ている時間ということもあって、少し辛さが出てきます。終了時間を早めて20時台に閉宴ををむかえるようにする、休憩できるスペースを用意することを心がけて下さい。小さいお子様には、ベビーシッターを雇うのも手です。ナイトウェディングは日本ではまだ馴染みが浅く、結婚式は昼間に始めるものという固定観念を持っている人も多いです。両親や親族といった方々には、あらかじめ計画を話しておくのが良いでしょう。
■ゲストへの宿泊費用が掛かる
遠方に住んでいるゲストを呼ぶ場合、当日中に帰ることができない場合もあります。そういった場合は、新郎新婦側でホテルを用意しましょう。泊まるところがなくて困る、といったトラブルなく帰ってもらいたいもの。式をホテルで行うなら、そのホテルの部屋を予約すると時間を気にせず楽しめます。ゲストの宿泊施設は、新郎新婦側が手配するのがマナーです。可能ならば、ホテルへの交通費も負担した方がトラブルが起きません。
■曜日に気をつける
日曜の晩に行う場合、次の日に仕事がある人は出席し難いことも。特に土日休みの職業の方は、月曜日に疲れを残したくない人が多いでしょう。ナイトウェディングは、連休初日や土曜日、仕事が終わる金曜日がベストです。
■撮影が難しい
スマートフォンでの撮影だと、暗くてうまく写らないことも。カメラマンにできるだけ撮ってもらいましょう。
ウェデイングドレスはどんなものがいい?
スタイルの自由度が大きいのも、ナイトウェディングのいいところ。ゲストと距離が近いパーティスタイルが主流なので、動きやすいAライン、マーメイドラインのドレスがおすすめです。生地は光沢のあるものを選ぶと、夜景や照明に映えます。ラメやビジューを付けると、星空を纏ったようになります。
色は定番のホワイトが多いですが、大人っぽい色(パープル、シルバーグレー、スモーキーブルーなど)、真紅や藍色などの大胆な色が落ち着いた雰囲気によく合います。
いかがでしたか?
夜だからこそできることもできないこともありますが、あらかじめ知っていれば怖くありません。。
心ゆくまで楽しんで、最高の結婚式を迎えて下さいね!
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
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