お礼状の構成は3つから!
1、始めの挨拶
2、メインの文章
3、結びの挨拶
大きく分けて3つです*
お礼状は手紙とは違うので簡素に書いてOK*
■1、始めの挨拶について
まずは「拝啓」「謹啓」などといった頭語から始めます。
その後に時候の挨拶を書くのが基本です*
「○○様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。」と挨拶分を書けば最初の挨拶は大丈夫です*
きちんと相手の名前を入れておきましょう◎
■2、メインの文章
結婚したこと、新婚旅行に行ったことなどの内容を書いていきます。
そして、お祝いをいただいたことに対しての感謝の気持ちを伝えます。
■3、結びの挨拶
結びは「末筆ながら」と書き始め、相手を気遣う言葉を続けます。
結びは頭語のように「敬白」「謹白」で締めくくります*
■4、名前、住所の明記
基本の3つを書けたら最後に必ず連名で自分たちの名前、新居の住所を書いておきましょう!
旧姓も付けておくと良いでしょう◎
〒123-4567 新居住所
〇〇 〇〇
〇〇(旧姓 〇〇)
お礼状を書くときのポイント!
■封書で送る
お礼状は封書で送るのが一般的です。
ハガキで送る場合もありますが、略式のため、親しい人だけにしておきましょう*
目上の人には必ず封書で送りましょう!
便せんは縦書きのものがマナーです◎
■白無地を使う
白色の無地の便せんと封筒を使うのがマナーです!
また、便せんは2枚重ねにするとより丁寧なので、目上の人に送る場合は便せんを2枚重ねで送るようにしましょう◎
内容が1枚で書き終わってしまっても、無地のものを重ねておくだけでOKですよ**
■毛筆で書く
最近では字に自身がないからとPCで作る人がいますが、お礼状は気持ちが伝わるようにできるだけ自筆で書きましょう*
そして、できるだけボールペンは避けて毛筆や万円筆で書くようにしましょう◎
自分の言葉で伝える
お礼状ですので、自分の感謝の気持ちを伝えることが一番大切です。
できるだけ自分の言葉で書き、堅くなりすぎないように気を付けましょう!
また結婚式のお礼状なので、マイナスのイメージを持たせるような忌み言葉は避け、ポジティブな意味合いの言葉を使うように心がけましょう◎
お礼状を送る人
お礼状を送る相手は主に誰なのか見ておきましょう◎
・親族
・主賓や乾杯の挨拶などの目上の人
・祝電やお祝いを頂いた方
親族など近い関係の方々も疎かにしないように◎
今後の付き合いも兼ねてきちんと挨拶をしておきましょう。
主賓などを頼んだ人には必ず!
結婚式に参加せず、お祝いだけ頂くこともあると思うので、その場合にもお礼状できちんと感謝の気持ちと結婚式の報告をしましょうね。
また、参列してくれたゲストには結婚ハガキを出すと良いでしょう◎
お礼状などではなく、結婚式の写真を添えて一言お礼の言葉があるようなものでOKです♪
親には電話でお礼を。その後実家を訪問して挨拶に行くのが一般的です。
■「親族」へのお礼状の文例
拝啓 初夏の風が心地よい季節となりましたが皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
この度はふたりの結婚に際し温かいお心遣いをいただき誠にありがとうございました
ささやかながら 内祝いのしるしに心ばかりの品をお贈りしますのでお納めください
これからは力を合わせて明るい家庭を築いていきたいと思っております
お近くにお越しの際は 新居にもぜひお立ち寄りください
未熟な二人ですが 今後ともどうぞよろしくお願いします
皆様のご健康と益々のご発展をお祈りいたします 敬具
■「目上の人」へのお礼状の文例
謹啓 立秋の候 〇〇様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます
この度は私たちの結婚に際しましてご丁寧なお祝いの品をいただき 二人ともども心よりお礼申し上げます
ささやかではございますが 内祝いのしるしに心ばかりの品をお贈りいたします
これからは力を合わせて笑顔の絶えない家庭を築いていく所存です
未熟な二人ですが 今後ともご指導ド鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
本来ならばお伺いするべきところではございますが まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます 謹白
■「お祝いを頂いた方」への文例
拝啓 〇〇様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます
この度は 私どもの結婚式に過分なるお祝いを頂戴し 誠にありがとうございました
ささやかではありますが 心ばかりの品をお贈りいたします
これからは二人で力を合わせて 幸せな家庭を築いていく所存です
未熟な二人ですが 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
また近くにお越しの際は 新居にもぜひお立ち寄りください
書面にてお礼を申し上げます 敬具
おわりに*
いかがでしたでしょうか?
お礼状と言うととても難しいもののように思いますが、実際に書いてみるととても簡単です!
文例集を参考に、ぜひ自分の言葉を付け足してみてくださいね♪
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