服装選びでのマナーで大切なこと*
結婚式にお呼ばれした際のマナーはたくさんありますが、これだけは守らないといけない鉄則のマナーがあります。それは「花嫁より目立たないこと」「白を着ないこと」です。結婚式の主役は花嫁になるので、ゲストは花嫁を引き立てるような服にしましょう。また白を基調としたドレスも花嫁のウエディングドレスとかぶってしまうので避けるのが一般的です。
服装選びのポイント*洋装編
ドレスやワンピースを着る際のマナーですが、まず昼と夜でドレスコードが違います。
昼と夜の違いを見ていきましょう。
■昼のドレスコード
昼のドレスコードで気をつけたいポイントをご紹介します。
・肌の露出が多い服
・光る素材のもの
・派手なアクセサリー
昼は肩の出るノースリーブや背中、胸元があいたドレスはNGです。
ノースリーブを着る場合やショールやボレロが必要になってくるので用意をしておきましょう。また光る素材のものや派手なアクセサリーは花嫁より目立ってしまう可能性があるので、基本的にNGです。
しかし全く使ってはいけないということではありません。結婚式ではパールのアクセサリーはOKとされています。また婚約指輪などのダイヤの指輪もOKです。華美でなく、シンプルなアクセサリーであれば、目立つことはありませんので、オシャレとして取り入れると良いでしょう。
■夜のドレスコード
昼と大きく違うのは、夜は昼でNGだったポイントが全てOKになることです。
夜はイブニングドレスといって、ノースリーブや胸元や背中があいたドレスを着用します。昼では駄目だった光る素材のものやアクセサリーも歓迎されます。しかし、あまり派手なものや肌の露出が多すぎると新郎新婦のご両親がびっくりしてしまう可能性もあるので、結婚式に合う服選びをしましょう。
服選びのポイント*和装編
和装を着るときはいくつか大切なポイントがあります。
■①格の違い
着物は種類によって格が違います。
ゲストが着るもの、親族が着るものとあるので、違いを知っておきましょう。
・黒留袖
1番格が高い着物です。
この着物は母親や仲人、親族の既婚女性が着るものと決まっています。
・大振袖
本振袖とも呼ばれています。
袖の長さが3種類に分けられていますが、大振袖が未婚女性が着る和装で1番格が高いです。
・色留袖
黒留袖と同じで、親族が着るものとされてましたが、最近では主賓で招待された場合ではOKとされることも。
・訪問着
訪問着は、未婚・既婚関係なく着ることができる着物です。
結婚式やパーティなどで着られることが多く、ゲスト向けの着物です。
・付け下げ、小紋
訪問着よりもう少し軽めの着物です。
デザインがシンプルで、ゲストが着やすい着物です。
②袖の長さ
大振袖を結婚式に着ていく場合に、気をつけたいのが振袖の長さです。
大振袖は「大振袖・中振袖・小振袖」と3種類の長さがあり、大振袖は1番格が高いため、花嫁が着ることが多いです。そのため、ゲストが着る場合は中振袖が無難です。また花嫁と色や柄がかぶらないように、花嫁に衣装について聞いておきましょう。
今ならOKな服装*
マナーは時代とともに変わっています。
昔はNGとされていたことも、最近ではOKになっていることも。
■パンツスタイル
ビジネスシーンをイメージさせるパンツスタイルも結婚式には不向きとされてきました。
しかし最近は結婚式で着ることができるようなデザインのものも多くなってきています。華やかさのあるものや、光沢があるものであれば、結婚式でもOKです。
■黒スタイル
黒系のドレスは喪服をイメージさせるため、基本的にNGとされてきましたが、今では全身黒でなければOKとされています。アクセサリーやバッグ、靴に色を入れましょう。
おわりに*
いかがでしたでしょうか。
女性は昼と夜で着るドレスが変わるので、何時から始まる結婚式かで変わってきます。また今ではOKとされている服装もあるので、チェックしておきましょう!和装を着る場合は格式に注意を。無難なのは訪問着なので、分からない場合は訪問着にしておきましょう。服装のマナーは細かくて難しいですが、新郎新婦のお祝いをするための服装なので、マナー違反にならないように気をつけることが大切です*この記事を参考にして、結婚式用の服を探してくださいね♪
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