結婚が決まって、入籍も決まった、結婚式は○○月に挙げよう…!新婚旅行は○○に行こう!いろいろなことが一気に決まりだすと、手続きもたくさんあって何かしら見落としがちに…。
今回は、新婚旅行前に確認しておきたい、入籍とパスポート申請(変更も含む)の関係性とおすすめの手続きのタイミングについてまとめてみます!
1.新婚旅行の申し込みは旧姓?新姓?
新婚旅行の申し込みの際、多くの方は航空券を手配して海外旅行に行かれるかと思います。このときに気を付けたいのが、航空券とパスポートはスペルまで完全に一致していないと搭乗拒否される、という点です。極論、入籍して苗字が変わっていても、パスポートと申し込んだ航空券に記載されている名前が一致していればOK。だだし、必要な手続き無しに新婚旅行に行くことがリスキーであることも理解しておかなければなりません。
2.パスポートが旧姓のままだと困ること
・飛行機に乗ろうとしたら、搭乗拒否されてしまった!
航空券の手配の際、新姓で航空券を予約した状態でパスポートは旧姓のまま家を出発。いざチェックインのタイミングになりパスポートを出すと、搭乗拒否をされてしまった…。実は、これが一番新婚旅行のトラブルで多いそう。
航空券とパスポートは、スペルまできっちり合っていないと搭乗することができません!ご注意ください。
・クレジットカードとパスポートの名前が一致していないことがトラブルに…
国によっては、現地でのクレジットカード決済の際にパスポートと照合が必要なことも。そんな時に、カードは新姓、パスポートは旧姓になっていたことで、店員さんから怪しまれてしまいカード会社まで巻き込んでトラブルになってしまう、なんてこともあるようです。
・海外でトラブルに巻き込まれたが、パスポートを見せたら身分を疑われてしまった
パスポートは、海外に居る間、唯一無二の身分証明書になります。もし現地で事件や事故などに巻き込まれたとき、その身分証明書の記載内容が間違っているのは、大きなリスクつながります。また最近は世界各国でテロ対策や不法滞在のチェックが厳しくなっています。あらぬ疑いをかけられてしまうリスクがあるので、パスポートの情報は常に正しい情報に更新していきましょう!
3.パスポートを申請しよう!『①訂正新規』か『②記載事項変更申請』を選ぶ
入籍を済ませている方の場合、女性であれば日本の戸籍上の名前が新姓になってます。今までパスポートを持っていなかった方は、新姓でパスポートを作成すればいいので問題はないのですが、今までパスポートを持っていた方は、婚姻届けを提出しただけでは、パスポートの名前は変更されません。自分で手続きが必要です。
また、男性の場合は姓が変わることはあまりないので(婿養子に入るなどは除く)、本籍地が変更されない場合はもとのパスポートで引き続き利用できます。同じ県内で引っ越した場合なども、パスポートの住所欄は手書きになっているので、そこを訂正すれば問題ありません。本籍地が変更になった場合は、女性と同じく、①か②の手続きを選んで申請をする必要があります。
平成26年までは、「姓名の変更を表記する制度」がありました。既存のパスポートのページをめくった箇所に訂正された姓名が記載されていたそう。しかし平成26年3月20日以降の受付分からは、姓を変更する場合は「必ず新しい旅券が発行されます」。2つある手続きの違いは、手数料の金額と、もともと持っているパスポートの有効期限が引き継がれるか否かです。
①訂正新規 手数料:\16,000
新しくパスポートを作り直します。今まで持っていたパスポートの有効期限は失効します。持っているパスポートの有効期限が少ない場合、新しく10年有効なパスポートが発行されることになるので、こちらがオススメです!
②記載事項変更申請 手数料:\6,000
もともと持っていた旅券の有効期限は引き継いだまま、パスポート自体は新しくなります。まだパスポートを取得してから間もない時や、前回の更新から時間が経っていない場合はこちらの手続きがオススメです。新規にパスポートを取得するよりも\10,000手数料が安く済みます。
4.パスポート申請に必要な新しい戸籍が作成されるまで時間がかかる!そんな時は…
入籍して間もないと、まだ役所で新しい戸籍が作成されていません。できれば1日で入籍とパスポート申請を済ませたいところ。そんな時は、入籍と同時に「婚姻届受理証明書」を取得しましょう!有料にはなってしまいますが、婚姻届を提出した窓口で出してもらえます。これを使ってパスポートの申請を行いますが、パスポートが出来上がって受け取る際には、新しい戸籍謄本または妙本が必要です。そのころには戸籍は作られているはずですので、戸籍謄本が妙本をとってからパスポートを受け取りに行きましょう。
5.さいごに
以上、入籍後に新婚旅行に行く際の手続きとそのポイントについてのまとめでした。せっかくの楽しい新婚旅行なので、心配事なくいくために手続きは抜かりなく済ませてから出発したいですね。
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