婚姻届の証人って?
婚姻届には、成人の証人が二人以上署名することが法律で定められているので、証人がいないと婚姻届は受理されません。証人が必要な理由は、偽装結婚や無断で婚姻届が提出されてしまうことを防ぐためです!婚姻届は、新たな戸籍が作られる大切な届け出でもあるので、届け出の正確性を高めるために必要なのが証人なんです*
婚姻届の証人になることに一切のリスクはありません!婚姻届の証人は、文字通り婚姻が正当かを証明する人のことです。結婚を保証する人ではないので、もし結婚生活が破綻してしまったとしても責任を負わされることはありません。
先輩花嫁さんたちは婚姻届の証人を誰に頼んでいる?
■新郎の親&新婦の親
育ててくれた両親に最初に祝ってほしい、そんな思いから両家の親に証人をお願いする花嫁さんが圧倒的に多いです。その中でも定番は、新郎父&新婦父の組み合わせです。親を選ぶのは、両家の代表者としてお願いしたいという思いや、戸籍にかかわる大切なことなので、頼みやすいという思いがあるようです*署名と押印は、お互いの実家に順番に出向いくパターンや、遠方の場合は郵送でお願いするパターン、最近では顔合わせ食事会など両家が揃う場で、セレモニーの一つとして行うことも多いですよ♪
■新郎新婦どちらかの親
どちらかの実家が遠方の場合、近い距離に住む親に頼んだという花嫁さんもいます。万が一書き直しなどが必要になってもすぐに対応してもらえることや、二人で決めた婚姻届の提出日に確実に提出することができるなどのメリットを感じて選ぶようです*お願いしなかった一方の親には、きちんと事情を伝えておくという配慮が大切です。
■友人
二人の出会いのきっかけをつくってくれたキューピッドや共通の友人、お互いの親友、会社の同僚や学生時代、趣味の仲間など二人が大切に思っている人に証人をお願いするパターンもあります。これからも家族ぐるみのお付き合いに発展していく可能性が高いですよね!二人が主催した食事会でお願いしたり、後日お礼をしたりなどの気遣いも大切です◎
■叔父など家族以外の親戚
少数派ながら、親の代わりに育ててくれたなどの理由から叔父や祖父母、いとこなどの親戚にお願いすることもあります。幼い頃を知っている親戚からすると、証人を頼まれるのはとっても嬉しいことです。結婚の報告を兼ねて二人揃って自宅へ伺い、証人のお願いをするのがおすすめです◎
注意するポイントって?
■同じ姓の場合は別々の印鑑を用意する
両親や兄弟など、同じ名字の人に証人をお願いする場合は、別々の印鑑が必要です。印鑑の種類はシャチハタ、ゴム印以外を用意してもらいましょう!証人に関しては実印や認印(三文判)で問題ありません。
■間違えた場合は二重線と捺印で訂正
婚姻届は公的文書として扱われるので、もし押印を間違ってしまった場合に修正液や修正テープは使ってはいけません!印影が薄かったり、滲んだり、上下逆さまなどの場合は、二重線で訂正して押印し直します。記入後にミスが見つかった時に備えて、欄外に捨印をしてもらいましょう。婚姻届を提出する時は、その場に証人がいないことがほとんどです。捨印をすることで、予め訂正を考えて証人が同席していなくても訂正することを認める意味があります。ただし、婚姻届は大切な書類になるので、訂正するよりも事前に婚姻届の予備を用意しておいてキレイな状態で提出することがおすすめです◎
■生年月日や住所の記入方法(中/目次なし)
婚姻届には記入ルールがあるので注意が必要です。生年月日の記入は、和暦(昭和、平成など)で書きます。住所の番地は、ハイフンを使って書くことが多いですが、婚姻届では「丁目」「番」「号」と記入します*例えば、◯◯県〇〇市〇〇区〇〇丁目◯番◯号などのように、住民票や戸籍謄本の表記と同じように書きましょう!
提出することで結婚が認められる婚姻届には、証人が必要です。誰にお願いしようか迷いますが、二人にとって大切な人にお願いしたいするという人がほとんどのようです♡*必要な書類や書き方など忘れずに確認をしておきましょう*
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