「入籍」と「結婚」の違いって?
「入籍」は、既にある誰かの戸籍に新しく入ることです。一方「結婚」は、法律上夫婦になることをいいます。そのため、二人が婚姻届を提出して夫婦になったり、事実婚となったりした時に「結婚」という言葉が使われます。つまり、入籍と結婚は本来の意味が異なります。ただし、婚姻手続きではどちらかの戸籍に新しく入ることになるので、入籍=結婚として使われることが多いようです*
また最近では、入籍報告と結婚報告もあまり違いなく使われています。人によっては、入籍報告は婚姻届を提出したり、結婚式を挙げたりしたことを報告するもの、結婚報告は結婚が決まったことを報告するものという考え方もあるので、その場合は報告のタイミングが異なってきます*
入籍報告に順番があるの?
■①両家の親や兄妹
両家の親は、最初に入籍報告すべき相手ですよね!例えば男性側の籍に入るなら男性側の家から報告をします。さらに家族の中では、父→母→兄姉弟妹の順番が基本ですが、父母揃って報告を聞くパターンが多いようですよ*入籍した帰りに直接二人で会いに行くか、遠方の場合は電話でもいいですね◎
■②親戚
親や兄弟姉妹の次に入籍報告をしたいのが、家族以外の親戚です。普段頻繁に会う機会がない場合は、必ずしも急ぐ必要はないので、両親にお任せするのもアリ◎親しくしている親戚がいる場合は、自分たちで報告すると良いですよ!
■③会社関係
家族や親戚の次は、会社関係へ入籍報告をします。社会保険などの手続きにおいて氏名の変更や控除変更が必要だったり、手当関係が変わったりする場合もあるので、必ず入籍したことを報告しましょう*順番は、直属の上司→他の上司→同僚が一般的です。
■④友人
最後に報告するのは友達です。友達との関係性は幅広いので、頻繁に連絡したり会ったりする相手には、早めに報告すると良いでしょう◎また友達への報告で誰かが「自分は聞いていない」という状況になることは避けたいので、最近ではSNSで報告する人も多いですよ*
入籍報告のタイミングは?
入籍報告のタイミングは、入籍が完了した日からできる限り早めにするようにしましょう。プロポーズを経て婚約をした後は、両家への挨拶や結納、両家顔合わせなどを行います。その後に結婚式や入籍を行いますが、この二つのどちらが先になるかは新郎新婦さんによって異なります。例えば入籍してから結婚式をする場合は、入籍報告も結婚式より前です。なお、親や家族へは入籍した当日のうちに口頭または電話やメールなどで報告しましょう*付き合いの深い人には個別で報告するなど、間柄によって入籍報告の方法は変えた方が良いかもしれません。
■入籍報告の注意点
入籍をし、夫婦として新しい生活をスタートさせることに幸せを感じる新郎新婦さんも多いですよね♡けれども、入籍報告を受け取った開いてによっては自慢していると捉えられるかもしれません。。。せっかくの報告を祝福してもらえないのは悲しいので、浮かれ過ぎないよう冷静に報告することが大切です◎また、メールで入籍報告する場合は長々とさせず、簡潔にまとめます。入籍した日付と入籍が済んだこと、今後の抱負などが主な内容です*結婚式のお知らせもこの機会に伝えておくと良いですね!
SNSで入籍報告をする人が増えていますが、家族や親族、関係性によっては個別で連絡をするのがおすすめです◎今後の関係性も深められるので、適切な形で入籍報告を行って新しい生活をスタートしましょう**
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