結婚式でのマナーを完璧にしませんか?
どんな場所においてもマナーには気をつけたいもの。結婚式に参列する際にも気を付けなければならないことってたくさんありますよね。自分が思っている当たり前の中には、知らなかっただけで実はマナー違反だった、なんてこともあるかも。今回は改めて知っておきたい、結婚式での基礎マナーを8つご紹介します。こんな時はどうするの?と思った時の参考にしてみてくださいね。
【① 招待状】
結婚式に欠かせない招待状。返信をするタイミングや返信の仕方に悩まれる方もいらっしゃると思います。まず、出席される方は基本的には2~3日以内、遅くとも1週間以内には返信するのがマナー。出席するゲストの人数によっても式場や当日の段取りが変わってくるので、早めの返信を心がけてくださいね。一方で欠席される方の早い返信はNG。出席できるように日程を調整した姿勢を伝えるために、すぐに連絡するのは避けましょう。だからといってギリギリになってしまった…ということがないように、1週間程度時間をおいてから返信するようにしましょう。当日止むを得ず欠席することになってしまった場合には、新郎新婦に直接連絡するのではなく、結婚式会場に連絡をするのがマナー。とはいえ直接しっかり謝りたい…。そんな場合には、式場にしっかりと連絡をした上で、お詫びとお祝いのメールなどを送ると良いですよ。結婚式当日、新郎新婦は誰よりも忙しくしているもの。それをしっかりと考慮した上で連絡するようにしましょう。また、ご祝儀も後日早めに渡すようにし、当日は電報などでお祝いの気持ちを示す方法もあります。
【② 受付】
式場に着いて初めにゲストを迎えてくれる受付では、自分の名前を伝えるのと同時に芳名帳の記帳とお祝いの言葉も忘れずに。自筆で丁寧に書くのがマナーです。ご祝儀は袱紗に包んで持参すると◎両手で手渡しして、「本日はおめでとうございます」「心ばかりのお祝いの気持ちです」などの言葉を添えるとさらに良い印象を与えることができます。受付に遅れないように時間に余裕を持って式場に向かいましょうね。
【③ ご祝儀】
お祝いの気持ちを金額で表現する要素も含まれているご祝儀。一般的な相場は3万円といわれていますが、ゲストの年代や関係性、新郎新婦との間柄で金額が変わってきます。友人や同僚の場合は3万円、親族には5万円が相場。ただ金額が多ければ良いというわけではありません。偶数の金額は割り切ることができ「別れ」を連想させます。なので、偶数の金額は避けるようにしましょう。ただ、8万円は縁起の良い「末広がりの八」とされるため喜ばれます。相場や間柄を参考にしながら金額を決めてみてくださいね。
【④ 服装】
女性は特に気を付けたいのが結婚式での服装マナー。露出の目立つドレスや全身黒色、白色などのコーディネートには注意が必要です。もしお昼の結婚式で肩出しやノースリーブのドレスを着用する場合は、必ず羽織を身に付けるようにしましょう。派手なアクセサリーやカジュアルすぎるサンダル、つま先の開いたパンプスなどもマナー違反なので、装飾品や足元にも気を配ってくださいね。結婚式なので、あくまでフォーマルな装いになるように意識したコーディネートを楽しんでみて◎
【⑤ 披露宴の最中】
新郎新婦の入場、ケーキ入刀、スピーチ、余興など様々な演出で盛り上がる披露宴。旧友と会うことで楽しくなってしまったり、空間も相まってついはしゃぎすぎてしまうこともありますよね。ですが披露宴中でもマナーは大事。友人や知人、同じテーブルの方がスピーチや余興をしている時は食事をする手を止めてしっかり注目しましょう。お酒の飲みすぎや無理に飲酒を人に勧めることもタブーです。新郎新婦が主役なので、良識の範囲内でお祝いしてくださいね。
【⑥ テーブルマナー】
コース料理のテーブルマナーは事前チェックが大切。カトラリーを使うことに普段から慣れていない方は気を付けておきたいポイントだけ押さえておくと◎ナプキンは乾杯が終わって席に着いたタイミングで広げると◎食べ終わった後は綺麗にたたむのではなく、汚くならない程度に適当にたたむのがベストです。綺麗にたたんだナプキン=料理やサービスに満足できなかったという表れになってしまうため、これは知っておきたいマナーですよね。また、ナイフやフォークは外側から内側の順番に使い、カトラリーを使う際は音にも気を付けて、食事と会話を楽しんでくださいね♪
【⑦ 余興】
大切な友人が新郎新婦のために行う余興は、結婚式には欠かせない楽しい演出の一つですよね。新郎新婦が信頼してお願いしているからこそ、ぜひ心得てほしいのが余興マナー。下ネタや忌み言葉の使用や、一部の方にしか伝わらないような内容の余興は実はマナー違反なんです。結婚式場という神聖な場所での不適切な言葉や、会場全体が楽しめないような余興は好ましくありません。それによって雰囲気が悪くなり結婚式が台無しになってしまう可能性も。TPOを考えながら、結婚式の場に合った余興で盛り上げましょう◎
【⑧ 写真撮影】
結婚式では新郎新婦の幸せな表情を1枚でも多く残したい!そんなゲストの方は多いはず。しっかりとお二人の幸せな姿をおさめたいからこそ、写真撮影をする際にも失礼のないようにマナーに気を付けたいですよね。例えば、写真を撮るタイミングはとても重要です。静かなシーンや感動的なシーンでシャッター音を鳴り響かせながら写真を撮り続けるのは失礼にあたります。周りにも配慮した撮影で素敵な思い出を残してくださいね◎
結婚式で気を付けたい8つのマナー
今回は結婚式で気を付けたい基礎のマナーを8つご紹介しました。
知っておいて損はないので、マナーをしっかり頭に入れて、新郎新婦の晴れ舞台を一緒に祝ってあげてくださいね。
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