一生に一度の結婚式。
花嫁さんにとっては、着物・ドレスはもちろん小物にもこだわりたいところ。
ドレスショップに行ってフィッティングしている時は、本当にわくわくしますよね!
一方で、オススメされた衣装やアクセサリーはなんとなく「これ!」というものに出会えなかったり、衣装を決めた後に予算オーバーになってしまったり、ということが起こりやすいタイミングでもあります。
提携先以外のドレスショップでお気に入りの衣装を見つけていたのに、持ち込み料の高さにびっくり!なんてことも…
そこで今回は、結婚式で身に着ける衣装や小物について、どんな手順で選ぶの?そもそも衣装や小物はどのような種類があるの?「持ち込み料」の仕組みと賢い節約方法についてまとめてみました!
衣装選びを控えた花嫁さんの参考にしてみてください♡
衣装選びの手順は?
■(1)ドレスショップで衣装を決める
和装とドレス両方を着るのか、片方だけか、またお色直しの回数によって選ぶものは変わってきますが、どの場合も、結婚式場の提携先のドレスショップでフィッティングをして衣装を選ぶことがほとんどです。
衣装・小物にかけていい予算がご自身の中にある場合は、早めにプランナーさんに伝えておきましょう。希望に合ったものを優先的にオススメしてくれるはずです。
ここでは、代表的な洋装・和装のパターンをご紹介します*
洋装であっても和装であっても、それぞれ種類がたくさんあるので、フィッティング前に下調べをしてイメージ作りをしておくとスムーズです。
■<ウェディングドレスの種類>
ドレスは大きく分けて、5つのシルエットに分かれます。
①Aライン
②プリンセスライン
③マーメイドライン
④エンパイアライン
⑤スレンダーライン
自分の目指すイメージや挙式のスタイル、また自分のカラダの特徴を生かしたドレスを選ぶことができます*シルエットによって特徴があるので、ぜひ調べてみてくださいね♡
■<和装の種類>
根強い人気を持つ白無垢と色打掛の他に、引き振袖やアレンジがきいた和装ドレスもトレンドです。
①白無垢(しろむく)
②色打掛(いろうちかけ)
③引き振袖
④和装ドレス
■(2)小物を決める
決めた衣装に合わせて、小物を選んでいきます。
このとき、ドレスとセットでティアラやベールがついていることもあるので確認してみましょう*花嫁の肌に直接触れるブライダルインナーやベール、グローブ、ストッキングなどは販売になっていることが多いです。
■(3)衣装・小物が出揃ったら見積を確認して契約
定額のプランの場合を除いて、衣装と小物の金額は選ぶものによって上下します。
全ての衣装を決め終わったときに、合計金額を記した見積書がもらえるはずです。内容を確認して変更することが無ければ、サインをして契約という流れになります。ここでサインした内容は変更が利かなくなるので、おふたりでよく考えて、両家の親御さんに相談するなどしてから契約するようにしましょう!
洋装・和装でそれぞれどんな種類の小物が必要なの?
■(1)洋装関連で必要な小物の一例
①ベール(購入する場合が多い)
②ヘッドドレス
③パニエ(購入する場合が多い)
④アクセサリー
⑤グローブ(購入する場合が多い)
⑥ブライダルインナー(購入する場合が多い)
⑦シューズ
⑧ハンカチ(購入する場合が多い)
⑨バッグ(無くてもよい)
⑩リングピロー
⑪ブーケ(造花ならレンタル、生花なら購入が多い)
■(2)和装関連で必要な小物の一例
和装にセットになっていることが多い帯類以外の小物は下記です。
①はこせこ
②末広
③懐剣
※①~③はセットでレンタルすることが多い
④肌襦袢、裾除け等の下着類(購入する場合が多い)
⑤髪飾りなどのアクセサリー
⑥ブーケ(造花ならレンタル、生花なら購入が多い)
「持ち込み料」の仕組みと賢い節約方法
大抵のプランでは、式場の提携先のドレスショップ以外で衣装を選んで持ち込むと、「持ち込み料」が発生します。利用する側からすれば、何で?!と思うところですが、式場側にも理由があります。式場は、提携先の店舗で成約した衣装などの金額の一部をマージンとしてもらっているので、利用者が自由に持ち込みするとそのマージンが減ってしまうことになり、式場の利益が減ってしまうのです。
そうならないために、持ち込み料としてマージン分を利用者が負担する仕組みになっています。どうしても気に入るものがない時には持ち込み料を払ってもいいかもしれませんし、中には持ち込み料がかからないプランや式場もありますので探してみてくださいね!
また、挙式の会場を決める際に「自分が何を一番優先したいか?」を考えてみたときに、衣装を優先したい、という気持ちが強ければ、好きなドレスショップを決めてから式場を探すという方法もあります。ドレスショップに提携先の式場を問い合わせて、そこから式場探しを始めてみるのもいいかもしれませんね◎
■ずばり!アクセサリー類は自分で用意して持ち込もう!
―意外と見落としがちな、アクセサリー類の持ち込み―
提携先のドレスショップで販売・レンタルしている品物は、フィッティングの時につけさせてもらえると思います。最終確認の書類にさらっとアクセサリーも追加されていることがあるので、サインをする前によく確認してみてくださいね!
ドレスショップによっては、アクセサリー、ヘッドドレスやかんざし、ベールやグローブなどは自前のものを持ち込んでも持ち込み料がかからない場合があります。思い出のアクセサリーを使ってご家族を喜ばせてあげることもできますし、最近はネット通販で安価でおしゃれなアクセサリーが多く出回っています。1回きりしか使わないから、高見えする安価なアイテムを探して使うのも賢い選択かもしれませんね。使ったあとは、フリマアプリなどで他の方に譲ることもできます。
―無理して紹介された小物を買わなくてもいい―
肌に直接触れる下着類やグローブ、ベールなどは、フィッティングの際に使ったものと同じものの購入を勧められます。あまりコストをかけたくなかったり、他のデザインを見てみたかったりする場合には、スタッフの方に相談してみましょう。
特に、ドレスの中に着るブライダルインナーはフィット感の個人差が大きいので、オススメされたブランドの他にも、ご自身でいろいろと試してみたほうが最高の1着に巡り合えるかもしれません。
先輩花嫁さんたちの口コミもネット上にたくさんあるので、参考にしてみてくださいね♡
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