婚姻受理証明書とは??
婚姻受理証明証は、上記で説明した通り「2人が夫婦であることを証明する書類」です。
婚姻届を受理しましたよ、という公的な証明証です*内容はシンプルで、婚姻届が受理されていることと、2人の氏名や本籍が書かれています。なぜこの証明証があるのかと言うと、婚姻届を提出して受理されてすぐには戸籍謄本が出来上がらないのです。戸籍謄本は数日時間がかかるため、その間2人が結婚をしたことを証明する公的な書類がありません。戸籍謄本が出来るまでの間に公的な手続きが発生した場合は、旧姓のままとなってしまうので困りますよね。そんなときに使えるのが婚姻受理証明証なんです*戸籍謄本の代わりとなるので、公的な手続きを進めることができます◎
婚姻受理証明書はどこで交付してもらえる??
婚姻受理証明証は婚姻届を提出した役所で交付してもらうことができます。
一般的には婚姻届を提出して、受理されればその場で発行してもらうことができます。提出する際に「婚姻受理証明証は必要ですか」と聞かれることが多いです*遠方で婚姻届を提出し、婚姻受理証明証を発行し忘れた場合は、郵送してもらうことが可能です◎代理人による申請も可能です◎一度役所で必要な書類を確認してから手続きをしてくださいね。
■営業時間外に婚姻届を提出した場合
営業時間外に婚姻届を提出した場合は、その場で受理されるわけではないので、営業時間内にもう一度行く必要があります*また不備があれば訂正が必要となるので、すぐに発行されるわけではありません。都市部であれば待ち時間が長くなってしまうこともあるので、婚姻届をできるだけ営業時間内に提出するようにしましょう。営業時間内に難しい場合は、平日に一度役所に連絡をしてすぐに発行してもらえるかどうか確認をしてから行くと良いですよ◎
■発行にかかる料金
証明証を発行してもらうには料金が350円かかります。
飾れるような賞状タイプのものもあり、そちらは1,400円ほどです。
■いつまで発行できる??
婚姻受理証明証はいつまでも発行されるわけではなく、戸籍謄本が出来上がると必要がなくなるため発行できなくなります。具体的な期間は地域によって異なるため、問い合わせておきましょう。特に賞状タイプのものは発行できる期間が短くなっている地域もあるため、早めに発行の手続きを行いましょう!
婚姻受理証明書が使える場面・使えない場面*
では、どんな場合にこの証明書が必要になるのかご紹介していきます*
■婚姻受理証明証はこんなときに使います*
・会社に届け出が必要な場合
妻が夫の扶養に入る場合は、会社に届け出が必要です*
すぐに必要になるケースが多いため、扶養に入ることを考えている場合は証明証をもらっておきましょう。
・新しい姓の住民票が必要な場合
引っ越し手続きや銀行手続きで、本人確認書類である運転免許証などを持っていない場合に住民票が必要となるケースです*特に引っ越し手続きは14日以内に転入届けが必要となります。新しい姓で手続きをするためにはあたらしい姓になっている住民票が必要です。その住民票を作るのに必要なのがこの証明証です。意外と必要になる人は多いので、前もって確認をしておきましょう!
■使えない場面もあるので注意を*
・運転免許証の変更
公的な証明証になるなら、運転免許証の変更などにも使えるのでは?と思いがちですが、これはできません。免許証の名義変更は住民票が必要となるので、上記で説明したように新しい姓の住民票を発行してもらってからの手続きとなります。
・銀行口座の名義変更
こちらの名義変更も証明証を使うことができません。
名義変更を済ませてある運転免許証や戸籍謄本が必要となります。順番で言えば、婚姻受理証明証→住民票の発行→運転免許証の名義変更→銀行口座の名義変更となりますので要注意です*
おわりに*
いかがでしたでしょうか*
結婚を機に引っ越しをする人や扶養に入るつもりの人は必要になる書類なので、忘れずに発行しておきましょう*また銀行の手続きを早めに済ませておきたい人にもおススメです。すぐに発行してもらえるものなので、提出とともに発行するのが1番早いですよ◎参考になれば幸いです*
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