結婚する日が決まったら、入籍手続きですよね。婚姻届を出して受理してもらえれば、二人は晴れて夫婦です*とても重要な書類だからこそ、失敗はしたくないですし、必要なものはあらかじめ準備しておきたいですよね。
そこで、婚姻届に必要なもの、注意すべき点、付随する手続きなどをご紹介します。
<届け出をするために必要なもの>
■①婚姻届
これがないと始まりませんね。婚姻届は全国の役所、出張所で手に入れることができます。もらう時は予備に2通もらっておきましょう。意外と間違えることが多いです!記入は油性ボールペンのみOKです。その他はNGなので注意しましょう*
■②戸籍謄本
戸籍抄本でもOKですが、一般的に戸籍謄本を準備します。
本籍地の役所でもらえます。引っ越ししていて、本籍地が遠い場合は代理で申請できます*
代理人は基本的に委任状などが必要になりますが、親族であれば委任状なしで申請可能ですので、家族にお願いしましょう!郵送も可能ですが、届くまで1~2週間かかるので早めの準備が大切です。
ちなみに、戸籍謄本は二人の本籍地が別の場合のみ必要です。二人が同じ本籍地ならば用意する必要はありませんよ*
■③身分証明書
運転免許証やパスポートですね。官公署などが発行しているものを持っていきましょう。どちらもない場合は2点提示をしないといけませんので注意です。
■④印鑑
提出するときに役所から指摘があった場合は、訂正印を押すので準備しておきましょう。二人の印鑑が必要です。とくに実印である必要はありませんが、シャチハタはNGです。
■⑤20歳以上の承認2人の署名、捺印
20歳以上だったら誰でも大丈夫です。親にお願いする場合、ふたりとも違う印鑑が必要になるので伝えておきましょう。
<提出先・提出時間>
提出先はふたりの本籍地あるいは新しい本籍地、所在地のどれかになります。旅行先で提出することも可能です。その場合は書類がその他に必要になってくるので、前もって確認しておいて下さいね♩
提出時間は365日24時間受付してます*仕事で忙しくても、いつでも提出できるのは嬉しいですね。役所の窓口が閉まる時間帯は時間外窓口があるので、そこに提出します。しかし、時間外窓口ではその場で訂正ができないため訂正があった場合は日にちがずれこみます。時間外に提出する場合は時間に余裕があるときに役場に確認しておいた方がいいですよ。
<記入内容とよくある間違い>
■~記入する事項~
●届出日
婚姻届けを提出する日(入籍日)です。
●氏名、住所
2人の旧姓と住民票がある住所です。住民票通り記入しましょう。
●本籍、父母の氏名、父母との続き柄
戸籍謄本に書かれている本籍地、氏名、続き柄です。戸籍謄本通り書けば問題ありません。
●婚姻後の夫婦の氏、新しい本籍地
どちらかの氏を選び、新しい本籍地を記入します。
●同居を始めたとき世帯のおもな仕事、夫婦の職業
同居もしくは結婚式を挙げた早い方の日付を記入します。どちらもまだの場合は空欄で大丈夫です◎
●届出人署名押印、連絡先
2人の旧姓と押印です。連絡先は日中連絡が取れる番号の記入して下さい。
●証人の署名、住所、本籍
20歳以上の成人2人の署名です。
■~よくある間違い~
①続き柄
長男、長女の場合は「長」のままでOKですが、次男、次女の場合は表記が「二」になります。戸籍謄本にはその通り記載されているので、そのまま写せば問題ありません。
②証人を両親にお願いする場合
ややこしいのですが証人を両親にお願いする場合は、それぞれの「氏名」を記入しますが、<父母の氏名・続き柄>を記入する欄は、母の氏は書きません。混同する人が多いので、気を付けましょう。
婚姻届けは記入する事項はそんなに多くないですが、思い込みで書くと間違えてしまいます。役場に行ってたくさん訂正されることもあるので、記入前に記入例を確認しておきましょう!
<デザイン婚姻届>
今、デザイン性のある婚姻届けがあるのをご存知ですか?
提出用は普通のもので、記念用に可愛い婚姻届けを準備するカップルも増えているんです。(もちろん提出も可能です)
写真入りの婚姻届*思い出の一枚になりますね。
キャラクターがとってもかわいい!取り寄せできるそうですよ*ネットで様々な婚姻届を探せるので、ぜひ見てみて下さいね♩
<入籍したら手続きしておこう!>
入籍を終えて一段落・・・ではありません!まだまだ手続きすることがたくさんあります。
■パスポート
ハネムーンを同じ氏で行くのであれば早めに用意しておきましょう。
発行まで時間がかかるものなので、入籍手続きはハネムーンを考えて予定を組みましょう。もちろん、別姓で行くことも可能です。
■運転免許証、転入届
新居が決まったらすぐに提出しましょう!
■銀行口座、クレジットカード
急を要するものではありませんが、早めの手続きが良いです。
とくにクレジットカードは名義が変わるので、新たに購入する時や手続きをする際に困ります。
■社会保険
仕事を退職して夫の扶養に入る場合は夫の勤務先に書類を提出しましょう。
■新居への引っ越し手続き
新居が決まったら、転出届と転入届を提出するのはもちろんのこと、公共料金の手続きを引っ越しの1週間前にしておきましょう。郵便物も同様です。今ではネットで簡単に手続きできますよ*
電話やプロバイダーも氏名や住所が変わる場合は変更を忘れずに。
<まとめ>
・婚姻届の内容は前もって確認を!
・意外と訂正が入るので、予備をもらっておこう!
・各種手続きはお早めに!
婚姻届けを出せばすべての手続きが自動的に変更になるわけではないので、早めに手続きが必要なものはリスト化しておくと良いですよ*
スムーズに手続きができるように2人で準備していって下さいね♡
卒花さんだからこその記事が好評。入籍前~挙式後の事まで
全てのプレ花嫁さんに読んで頂きたいお役立ち情報を発信!