1. 前半に「必ず加えるべき」基本の3ステップ
スピーチをスムーズに、そして失礼のないように始めるために、前半の構成は次の順番を守るのが鉄則です。
■① お祝いの言葉と自己紹介
まずは起立して、新郎新婦やゲストの方々に一礼します。「ご結婚、誠におめでとうございます。ただいまご紹介に預かりました、新郎(または新婦)〇〇の友人の〇〇と申します」と、ハッキリとした声で自己紹介とお祝いの言葉を伝えます。
■② ご両家・ご参列者への挨拶
新郎新婦だけでなく、ご両親をはじめとするご両家への お祝いの言葉を添えます。「ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます」と述べ、さらに「また、これほど多くの方がお集まりの中…」と、列席してくれたゲストや会場への感謝の気持ちを一言挟むと、ぐっと大人な印象になります。
■③ 新郎(または新婦)との関係性や第一印象
「〇〇ちゃんとは、大学のゼミで一緒になり…」「初めて出会ったときは、こんな印象で…」など、ふたりの関係性が分かるエピソードへと自然に繋げていきます。
2. スピーチのスタイル別アドバイス【1人の場合・数名の場合】
「1人でしっかり話す場合」と「友達2〜3人でリレー形式のように話す場合」では、意識するポイントが少し変わります。
■【1人でスピーチする場合】
(持ち時間の目安:約2〜3分 / 文字数にして600〜800字程度)
ポイント
全体のストーリーを自分で組み立てます。冒頭の挨拶から始まり、エピソード(人柄が伝わる具体的なエピソード1つ)、これからの未来へのエール、そして締めくくりまで、一本の綺麗な流れを意識しましょう。
話すスピード
緊張すると早口になりがちなので、「普段の会話の1.2倍くらいゆっくり、遠くの人に語りかけるイメージ」で話すと聞き取りやすくなります。
■【数名でスピーチする場合】
(持ち時間の目安:全員合わせて約3分)
ポイント
それぞれが短めに話す分、役割分担を明確にすることが大切です。「Aさんが最初の挨拶と出会いのエピソード」「Bさんが人柄や思い出のエピソード」「Cさんが締めのメッセージとエール」というように、内容が被らないように事前に打ち合わせしておきましょう。
スムーズなバトンタッチ
話し終わった人が次の人にアイコンタクトを送ったり、「ここからは〇〇ちゃんにバトンタッチします」と繋げたりすると、会場も温かい雰囲気に包まれます。
3.友人スピーチの基本例文
構成をイメージしやすいように、温かみのある友人スピーチの例文をご紹介します。自分らしい言葉に少しアレンジして使ってみてくださいね!
例文)
「ご結婚、誠におめでとうございます。ただいまご紹介にあずかりました、新婦〇〇さんの友人の〇〇と申します。
ご両家の皆様、本日は本当におめでとうございます。また、このように素晴らしい結婚式に参列させていただき、心より嬉しく思っております。
〇〇ちゃんとは、大学時代の講義がきっかけで仲良くなりました。初めて話したときから、いつも周りをパッと明るくしてくれる太陽のような存在で、すぐに意気投合したのを覚えています。
私の思い出に残っているのは、就職活動で悩んで泣いていたときのことです。〇〇ちゃんは自分のことのように親身になって話を聞いてくれ、美味しいご飯を作って励ましてくれました。あのとき、〇〇ちゃんの優しさと芯の強さにどれだけ救われたか分かりません。
そんな大好きな〇〇ちゃんが、今日、こんなに美しく素敵なウェディングドレス姿を見せてくれて、自分のことのように本当に胸がいっぱいです。
新郎の〇〇さん、〇〇ちゃんは時々ちょっと天然なところもありますが(笑)、家族や友人を心から大切にする、世界一素敵な女性です。どうかこれからも、ふたりで笑顔の絶えない温かい家庭を築いていってください。
お互いに支え合い、困難もふたりなら乗り越えていけるはずです。今日は本当に、おめでとう!」
最高の笑顔と祝福の気持ちを届けて
結婚式のスピーチで一番大切なのは、上手に話すことではなく、「新郎新婦へのまっすぐなお祝いと感謝の気持ち」です。
少し緊張しても、新郎新婦はきっと温かい目であなたを見てくれます。あなたらしい言葉で、ふたりの門出を盛大に祝福してあげてくださいね!


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